ホームステイ開始してすぐの日曜日。
今日はHIDEの歓迎会を昼にするということを言っていたのですが・・・
どうやらどこかへ行く様子。
車に乗ってついて行くと人がたくさん集まってきています。
パーパ(お父さん)はブレッドフルーツ(パンの実)、ノーノ(お母さん)はチキンとごはんをパックしたものを持っています。
目的地に着くとびっくり!!
たくさんの人だけでなく
大量のサカオ
ブレッドフルーツに生きたブタたち
1時間ばかし、待っているとなにやら始まる様子。
生きていたブタはすべてその場で解体され、男の人たちが小屋にサカオを運び始めました。
その中はどうなっているかというと・・・
こんな感じ。右奥に座っているのはナンマルキという酋長。
ポンペイ等は5つの村があるのでそれぞれの酋長が5人います。
酋長と村長は別みたいで、なによりすごいのはナンマルキがかなり尊敬されていること。
州政府で決まったことをナンマルキが反対すれば覆るらしい・・・
そんな感じだからさぞやリッチマンかと思えば普通に暮らしていて街でも気軽に見かけるらしい。
みんなの貢物で生計を立てているのでなにも困らないらしい。
いやぁ、このナンマルキ生きているのかな?
っていうくらい椅子に座っていて動かない。
裸になっている人がすべてを仕切っていて、小屋の中ではサカオを回しのみしている。
この中に入れる人はタイトル(ナンマルキのようなネーム)を持った尊敬される人たちらしい。
どっから見ても普通のおじさんたちなのだが・・・
あまり言うと大変なのでこの辺で。
その後、棺を持った男の人の後から歌を歌う女性たち。
そうです、今日は「おそうしき」だったようです。
村でなくなったらその村の知り合いはみんなその家に行くようです。
しかし、500人以上はいたかな?
かなりの人です。
しかし、この国の葬式はすごいものです。
だれか知り合いが亡くなったらそれが仕事を休む正当な理由になるのです。
もちろん学校の先生みたいな公務員でも。
先輩隊員によれば、先生が葬式に行って約1週間そのクラスが授業が無くなり、学校が休みになるケースもあるようです。
子どもにしてみればラッキーなのか?
進路はどうしている?
まぁ、こんな感じがいかにもミクロネシアと皆、声をそろえて言う。
いろいろびっくりは続くようです。