ジャムとは果物に砂糖を加え、加熱濃縮することによって果物の水分を砂糖に置き換え、酸とペクチンの力によってゼリー化したものです。果物によっては、保有するペクチンが少なかったり、酸味の弱いものがあるので、天然のペクチンや酸を加えて補正し、バランスを整えます。そして、それぞれの果物本来のフレーバーを生かして仕上げた嗜好品です。あとは、ジャムの語源は、”グチャグチャかむ”という意味です。最近では、いちごやりんごのジャム、マーマレードはもちろんのこと、ブルーベリー、ラズベリー、プルーン、パッションフルーツなどの世界中のフルーツをはじめ、野菜や花弁を原料としたジャムもつくられるようになりました。ジャムが発達したイギリス、フランスは、また、パンのおいしい国です。ジャムの香りと風味を食卓に!