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そういえば新作CARREをチェックした時に《軍神マルス》の
オレンジ系のものがショーケース内に在ることに気づいて、
ちょっと意外だったものですからビックリしてしいました

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それで勝手に《軍神マルス》のことについて、好き勝手に
書き綴ろうと思いました。興味の無い方はスルーください。

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《Sous l'Egide de Mars/《軍神マルス》

スカーフにまつわるストーリー

《軍神マルス》
デザイン:ピエール・マリー

ルネサンス最盛期のイタリアに、のちにヨーロッパ中に広まりマニエリスム(1520-1620頃)と名づけられることとなる、ひとつの芸術様式が生まれました。この様式はとりわけ、装飾とディテールに向けられたこだわりによって特徴づけられます。式典用の甲冑の華々しさには、「優れた技法(ベッラ・マニエラ)」を理想とするこの様式の美学が表れています。
画家が描いたモチーフを再現すべく、金属に浮き彫り、彫金、金箔、金線の象嵌……などなど、多彩な技法が用いられます。これらの作業には一年以上、ときには二年もの期間が必要です。外からは見えないのですが、贅を尽くしたこの甲冑の中には騎士が守られています。その騎士がシンボルとして選んだのは、ヘラクレスの「12の偉業」です。胸当て、肩当て、膝当て、盾、そして馬兜は、この英雄の逸話を物語るメダルによって飾られています。
パリ軍事博物館とのコラボレーションによって実現したこのカレは、フランス流派の手による王侯用甲冑から想を得ており、同名の展覧会にちなんで名付けられました。身を守るだけではなく、敵へ強い印象を与えることを目指したこの芸術へのオマージュとなっています。

ってワケで、パリの軍事博物館の展覧会とのコラボ作品とのことです。

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ポスターに使われている、この甲冑が基になってるみたいですね

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確かに、素晴らしく凝った細工が施されてますね

やっぱり、一般兵の甲冑との差が激しいですね

”ヘラクレスの12の偉業”のメダルは、ピエール・マリーさんが
後から付け足したアイテムなんでしょうか、よく判りませんけど…

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そういうことを考えながら眺めると楽しいかもしれませんね

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個人的には《軍神マルス》と聞くと『青き薔薇の軍神』を
連想して、頭の中で幕開きの序曲が鳴り響いてしまいます

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華やかなプロローグを思い出してウットリとしちゃいます

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麻実れいさんと遥くららさんの記念すべき初コンビ作品ですね

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またまた、長々と失礼しました