人物写真帖

NHK大河ドラマ『八重の桜』も、いよいよ京都編に突入ですね

「結婚するなら日本人的でない女性がいい」と言うアメリカ帰りの襄は、ある日、突然、八重(綾瀬はるか/左)に結婚を申し込む

新島襄(オダギリジョー)さんも帰国して、益々お話が盛り上がりそう

それで思い出したのがコチラの冊子

宮内庁三の丸尚蔵館での展覧会の図録です

明治天皇は群臣を深く愛され、座右に置くべく、写真集の編纂をお命じになられたそうです。

《明治天皇御肖像》

その結果、全３９冊の写真帖が完成したそうです

この中には当時の皇族･華族、政治家や軍人、僧侶の方のお写真が収められています

岩倉具視卿

伊藤博文公

木戸孝允氏

大久保利通氏

等の維新の元勲や

長く陸軍大臣を勤められた大山巌氏

『坂の上の雲』でお馴染みの秋山好古氏

日露戦争の日本海海戦で完勝し、世界にその名を轟かせた東郷平八郎元帥

といった軍人の方々。

大日本帝国憲法の草案を起草した伊東巳代治氏

大津事件で政府の干渉を退け、司法権の独立を守った児島惟謙氏

といった法曹界の方々

華頂宮博經王殿下

元土佐藩主　山内豊信公のご息女の北白川宮妃光子殿下

等の皇族方をはじめ

キリスト教論の書物を多数著した知恩院のご住職　養 徹定上人

伏見宮邦家親王第８皇女で、京都瑞龍寺の門跡、村雲日榮尼様

といった僧侶の方までもが掲載されています

因みに　

元宇和島藩主 伊達宗紀公 ９１歳

が最高齢で･･･

貞明皇后の兄君　九条優麿さん １２歳

が最年少となっています

明治天皇が本当に座右に置いてらしたのかは謎らしいですけど、こうやって見ると、昔の写真って、なかなか面白いです