長いので、興味のない方はスルーして下さい。
以前にも書いていますが、ハイドンの弦楽四重奏曲第77番【皇帝】の第2楽章をアンサンブルで取り上げる曲としてアレンジしています。(真似事)
この曲、とても有名な曲で、聞けばみなさん、あぁこれかと思われるでしょう。第2のドイツ国歌とも言われていたと思います。
この曲は主題と4つの変奏曲で構成されていて、主題はファーストヴァイオリン、第1変奏はセカンド、第2変奏はチェロ、第3変奏はヴィオラが主題を忠実に弾き、第4変奏で締めくくるというものです。
アンサンブルの構成は弦楽四重奏プラス木管(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットに加えて、ホントはホルンが欲しいところですが、代わりにテナーサックス)
もともと練習への出席率が芳しくないので、出席率を考慮して、どの変奏でもできるだけ誰かが主旋律を弾くようにします。
アレンジの真似事の手順。
①原曲の楽譜を音符作成ソフトに入力。
②コードを考えてソフトにコード入力。(義務教育の音楽授業くらいの知識しかないので苦労します)
③ソフトに演奏させてみて、コードが正しいこと(ほぼ正しいこと)を確認。
④主題は弦楽四重奏として管楽器はお休み。第2変奏以降でどの旋律にどの楽器を振り当てるか検討。できるだけ全員がどこかで主題を弾けるように。
例えば第1変奏はセカンドの旋律にファーストがオブリガートを延々弾いていますが、旋律をクラリネットに、オブリガートをフルートにしました。途中で変わりますが。弦と木管でダブルキャストのようにしています。
⑤元の旋律への楽器振り当ての後は、コードを頼りに三度でハモらせたり、工夫しながら他の楽器を加えていきます。そしてコード付きで音源を確認した後、コードをなしにして音源を確認。
一応これで完了です。
こんな感じです。
スコアができると、各楽器のパート譜を作成。
そしてスコアとパート譜からPDFファイルを出力。
そしてPDFファイルをメンバーに発信して終了となります。
なお、これからも修正する可能性があるので、バージョン管理のために曲名の後に日付入力します。
素養がないの苦労しています。
ではまた。