チェロ基礎教本(サポージニコフ)


=C-dur スケール2オクターブ=

1.   スケールはいろんなことを確認するためにやるので、ゆっくりしたテンポで弾くこと。

2.   段々音程がずれてくる。移弦する時に真横に動いたと思っていても下にズレている

2.    アルペジオで移弦する時の弓が遅い。移弦の準備をすること。

3.    Downで動いた道と同じ道をUpで戻ること。特にA線まで行った後。特に下がってくる時に肘が下がらない。正しい肘の位置を覚えること。

 

=No.12=(移弦の練習)

1.  合格。

 

=No.45=(第1〜第4ポジションを結ぶ練習)

1.  ポジション移動の時に弓が動いていない。

2.  No.12ではちゃんとできているのに4ポジで力が入っている。

4. 音が出ない時にガツガツとやる癖がある。音が出ない時は右手の持ち方崩れている。

5. 弾く場所、方向、使う量を考えてもう一度やってくること。

 

=No.52=(基礎的な運弓練習)

1.    No.12の時の弓の持ち方を思い出して。今はまたドラえもん。(右手の指が固まっている)

2.    長い音を伸ばしていない。音が減衰してしまっている。

3.    左手の指がバタバタしている。すべての指を置くこと。特に中指が外れやすい。

 

=Bach Suite #1 Menuet=

1.    D線、G線は肘をもう少し下げること。

2.   音が悪くなってきたと思ったら、弓の持ち方が悪いせい。

5.    ポジション移動とボウイングはセット。

6.    弦が飛ぶ時は肘をうまくコントロール。そしてすぐに肘を戻す。

8.    右手は余裕がなくなると指が詰まってくる。左手の形を覚え、右手のボウイングを覚え、これを組み合わせるような練習をすること。



先生の言葉。

◯   レッスンで指摘するとすぐ修正できる。それなら最初からやって下さい。

【言い訳】全てのことに集中できるわけではなく、何かが抜けてしまう。

◯   バッハばかり練習してるのでは?

【反論】それはありません。基礎を中心にやっています。