リベルタンゴ。

 

音符の混み具合と弓を使う量のバランスが悪い。

十六分音符が入って左手の動きが速くなると、つられて右手の動きの速くなり、そこで弓を使いすぎる。

 

前から言われていたのはここ。

シド レミレドレ~~~ (7:シ、1:ド、2:レ、3:ミ)

下線が1本のところは八分音符、下線が2本のところは十六分音符です。

ちょっと後がきれてしまっていますが、レが付点二分音符分の長さがありますので、最初のところで弓を使いすぎると後が大変です。【シド】のところで弓を一杯使って【レミレドレ】で弓をセーブして後に余裕を持たせる。

 

 

同じような指摘ですが、ここ。

 

 

わかりにくいですよねぇ~~~

 

 

そして【賽馬】。

【賽馬】というのは中国語で【競馬】を意味しています。

競馬で馬が駆ける様子を表していますので、とても速い曲。

速弾きがポイントになります。

 

今日はその速弾きポイントから。

下線が二重になっているところが十六分音符で【賽馬】の速弾きの魅力。

二胡の経験が長い方は皆さん暗譜されているんでしょうねぇ。

 

    

 

注意点。

すべては速弾きのための合理的な動きということなんででょうね。

外弦と内弦の配分。(どちらの弦を使ってもいい時に、合理的にはどちらの弦を使うべきか、外弦と内弦の移動を以下に減らせるか)

左手の運指。(どの指を保留~弦の上に置いたまま~するのか)

 

細かな点。

音の粒を揃える。

左手の指を離すときにできるだけ弦から話さない。ほんのわずか話すだけ。

音を出す前に口で歌う。

口と左手の指を合わせる。

口と右手の動きを合わせる。

その上で弾いて合わせる。

 

まず音程。

ゆっくりゆっくりから始める。

肩、肘、腕、手首、指・・・脱力。

右手首のしなやかさを忘れないこと。

 

しっかり練習したいと思います。

 

二胡ベテランの方、アドバイスをお願いします(^_^)