今朝の読売新聞23面の【生活調べ隊】という記事で、小学生のランドセルについて書かれていました。

 

   大正大学教授の白土健さんは2017年11月にキッズベースキャンプの別の施設で、小学  

   1~3年生20人のランドセルの重さを量る調査を実施。教科書やノート、筆記用具などは

   入れたままにし、側面のフックに給食袋などがかかっていた場合もそのままにして計算し

   た。

   その結果、重さは平均約7.7キロ。最高は9.7キロ(1年生女子の一人)だった。文部科学

   省の17年度の学校保健統計速報によると、1年生女子の平均体重は21.0キロ。体重の

   半分近い重さの荷物を背負っていることになる。中には7.5キロのランドセルとともに3.6キ

   ロのサブバッグを持つ2年生女子もいた。

 

体重21キロの女の子が10キロ近い荷物を背負う・・・異常ですね。

ランドセル自体が重いということもあるでしょうが・・・

 

数か月前にも新聞かテレビで知ったのですが、中学生のカバンが大変なことになっていると。

やはり平均で10キロくらいだったと思います。

教科書、ノート、副教材?、筆記用具(筆記用具だけは本人のこだわりがあるかも・・・)とかで学校で決められたバッグに入りきらず、サブバッグもいっぱいいっぱいでそれを担ぐとか・・・

【ゆとり教育】の反動、ということもあるでしょうし、カラー写真の多用もあるとか。

きれいなカラー写真を見るためには紙の質も向上させる。そうすると重くなる・・・

 

その事実を知ってから、散歩中に見かける中学生を見ると、確かにバッグを2つ背負い、前かがみになって歩いています。

これっておかしいんちゃうん・・・? と思ってしまいました。

 

ノートと筆記用具は仕方がないにしても、教科書と副教材は全部タブレットに入れればそれでええんとちゃうん? と思ってしまいます。タブレットのハードの価格は下がっているでしょうから、経済的負担もそんなに大きくならないように思うのですが、そうでもないのかなぁ・・・

身体的にも成長する大切な時期に10キロのランドセルやリュックを担がせるというのはどう考えてもおかしいと思いますねぇ。

 

小学生や中学生のお子さんがおられる方はどう思っておられるんでしょうねぇ・・・?