黙祷・・・で、冒頭部分を紹介しました。
阪神淡路大震災の今年のテーマとして【伝】ということもありますので、興味のない方もおられると思いますが、少しずつ紹介したいと思います。
1日目
割れた瀬戸物とガラスの掃除に明け暮れる。
アーノルドシュワルツネッガーばりに食器棚を元へ戻す。(重い棚を一人でもどした)
とても元に戻ると思えなかったが、火事場の馬鹿力か。
瀬戸物は段ボールに2箱、ガラスは段ボールに1箱。納戸、和室には手がつかない。
電気は2時間程度で復旧した。ガス、水は✕。
冷凍食品で、あるいはおもちでしのぐ。
幸い飲料の貯蓄は多い。風呂にも水が入っているのでトイレもなんとか。
テレビはケーブルテレビは映らないものの、ゲーム用のアンテナ内蔵テレビは映る。
テレビにより、我が家はずいぶん良い方だということがわかる。
西を見れば何カ所かで煙、炎が見える。深江~青木あたりが特にひどい。
中央公園の液状化現象も激しい。
学校に行くとかなりの人が避難してきている。スーパーは今日、明日休みの予定だ。
水はヤカンの水が生き残っていた。また、ポットの水もあり、飲み物はビールも含め今
のところ大丈夫だが、水不足は問題。
夜は寝室で3人で寝ることにする。
余震も怖いが余震でマンションが倒れるようなことがあれば、どこにいても同じか。
同僚から電話があり、マンションひび割れにより、奥さんの友だちのところに避難して
いる由。
あらためて我が身の幸福を実感する。
1日目の教訓。
① 地震にあった時はガス漏れの恐れがあるので、決してライターを使ったりしない。
② 飲料水の備蓄。(ヤカンの水、ペットボトル・・・)
③ お風呂の水。トイレ用水として極めて重要。