先週日曜日の和太鼓レッスンを最後に7日間音楽レッスンまたは集まっての練習が

ありませんでした。久しぶりに月曜から水曜くらいまで練習を休みましたが、木曜日から

練習を再開。

 

チェロのレッスンの課題曲、カルテットの課題曲、アンサンブルの課題曲、二胡の練習と

盛りだくさんです。

 

チェロは楽器本体に収納されている金属製の太さ約1センチの棒を引っ張り出します。

その棒の先っちょは尖っています。この棒をエンドピンと言います。エンドピンは楽器を

支えるとともに、チェロ本体の音(振動)を床に伝えて増幅させるという役割もあります。

エンドピンは長さを変えることができるので、演奏者の好みによって長さを決めている

ようです。

 

チェロを習っているとは言え、ど素人も同然なので、よくわかっていませんが、

会場によっては床にエンドピンをさして(型が残るほど)も良い場合と不可の場合がある?

数年前に著名なチェリストのチェロ協奏曲を聴きに行ったのですが、この場合チェリストは

ステージ上に置かれた木の台の上で演奏されていました。当然グサッとさしこんでいた

と思います。

 

エンドピンの先端はこのように尖っているので、ゴムのキャップがつけられています。

さしこみ不可の場合は、ブラックホールと呼ばれている直径7センチほどのゴム製(他にも

いろんなものがあります)のストッパーを床に置いて、そのブラックホールの真ん中にある

穴にエンドピンの先端のゴムをさして滑り止めをする、そんな感じです。

(以前神戸駅近くのバーバーランドにある煉瓦作りのレストランで教室の発表会があった

のですが、この時は演奏中にこのブラックホールがズルッ、ズルッと前にずれてしまい、

その度に座る位置をずらし、大変でした。)

 

エンドピンでチェロを支えると、次は両足でチェロを抱え込むようにします。

「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンは有名ですよね。(古っ!)

 

と、これが普通なのですが、

今朝の【題名のない音楽会】で【バッハ・コレギウム・アンサンブル】という古楽器を使って

バッハを演奏するアンサンブルが出ていたのですが、チェロ奏者がえらく楽器を立てて

弾いている。よくよく見てみると、エンドピンが出ていないっ! といいうことは楽器を両足で

抱え込んで弾いている・・・!!

これはかなり疲れるのでは・・・? と思って、今抱えてみたところ意外とぴったりきました。

足のふくらはぎの上にチェロを乗せる感じでした。でも、ぐらぐらするだろうし、やはり弾きにくそうですね。それに音を増幅指せる床がとの接点がないので、増幅させるのは弾いている

人の体だけですね。

 

昔はこのようにして弾いたのでしょうか・・・

 

これはあり得ないようにも思いますが、しばらく前に放映されていたドラマ「カルテット」の最後のシーンでは【すずめちゃん】(満島ひかりさん)が立って踊りながら弾いていたように思います。これはちょっと無理のようにも思います。