前回投稿の続きです。
午後、古典の授業をうけている時でした。
生理痛のような下腹部の痛み、そしてなんとなく胸がむかむかする。
はっ としました。
そういえば、生理が少し遅れている。
気づいた瞬間から、授業なんて頭に入ってくるはずもなく、心臓が早鐘のように動いていました。
その日の放課後、ロリ男と薬局へ行きました。
妊娠検査薬を購入し、ふたりでいつものラブホテルへ。
ホテルのトイレで、検査薬に尿をかけると、そっこうで判定窓に赤い線が浮かびました。
それもはっきりと。
頭が真っ白になりました。
トイレの壁に背中を預けて座り込み、考えました。
学校は?退学?お金はどうする?
親に相談しなくちゃ?
…でも、まずはロリ男と話し合わなくちゃ。
深呼吸を何度もして、私はトイレからやっと出ることができました。
ロリ男は心配そうにこちらを見ていました。
「…妊娠、してるみたい。」
そう伝え、その日は今後の話をしました。
ふたりの間で、一緒に頑張っていこうと方針がかたまりました。
数日後、産婦人科を受診しました。
やはり、妊娠しているとのことで、エコーにも胎嚢がうつっていました。6週相当とのことでした。
エコー写真には豆のようなものが写ってして、これが赤ちゃんになるのかと、不思議な気持ちになりました。
のんびりしていられません。
まずロリ男の実家に向かいました。
ロリ男実家では、おかあさまが対応してくださいました。
妊娠していること、妊娠を継続したいこと、婚姻したいこと
を伝えました。
しかしおかあさまが首を縦にふることはありませんでした。
なぜ?ロリ男は大人だし仕事もしている、責任とれるでしょうと疑問でいっぱいでした。
しかし悩んでいる時間もありません。次は自分の親です。
母には、面と向かって伝えられなくて(反応がこわかったんです)メールにして伝えました。
そして近所のカフェに母を呼び出して、ロリ男と引き合わせました。
ところが、ここで予想外のことが起きます。
ロリ男は挨拶もろくにせず、説明はおろかほとんど口を開くことをしなかったのです。
母も煮え切らない態度のロリ男に「話にならないわ。」と帰っていってしまいました。
もう、幻滅しました。
ふたりでいるときは一緒に頑張ろうだのなんだの言うくせに、大事な場面で口をつぐまれてしまってはたまったんじゃありません。
この人、頼りない。
そんなふうに感じながらも、それでも私の中には、中絶するという選択肢はありませんでした。
理屈は抜きに、それは嫌だったのです。
もう、気持ちは母になっていました。
無責任な妊娠ですが、うみたい一心で、その後も母親への説得、産婦人科への受診、休学や退学も視野にいれた担任への相談もしました。
一生懸命うごきました。
…その結果、気持ちには余裕がなくなり、頑張れば頑張るほどつわりの症状は重くなっていきました。
日に10回以上嘔吐するので、学校へは行かなくなりました。
嘔吐袋を抱えながら、スマホで未成年妊娠の体験談を読み漁り、打開策をさがしました。
次第に尿もでなくなり、水分もとれない状態になりました。
しかしロリ男以外が妊娠継続を反対している状況で、誰にも助けてと言えませんでした。
体調的にも、精神的にも、追い詰められていきました。
飲まず食わずで震える身体、学校にも行けない、家にも帰れない。
ロリ男の車で過ごしていました。
《長くなるので続きます
》