キャブレターを弄る前に見るところとして

エアクリーナー交換ともう一つ

点火プラグのチェック&交換があります

 

これも数百円の物であり且つ定期交換するものなので、これで直れば儲けもの

なので、大きな作業の前にまずこちらを先にやります

 

ズーマーの点火プラグの交換作業は

まずココの蓋を開けます

出っ張りの所(青色に着色した所)を上に引き上げる感じです

初めてだったらちょっと怖いけど、思いっきりやっても大丈夫です

 

次にプラグに繋がっている、コードを外します

穴から見て この辺(赤い色の所)

 

斜め横から見て・・・ コレですね

これはネジとかでなく、そのまま被さってるだけなので 手前に引っ張るだけでOKです

(どの点火プラグでも 同じですけど)

 

穴が狭いですが、なんとか指が届きます

どうしても無理だったら プライヤみたいので軽く握って引っ張ればまず取れます

「ちょっと抵抗がある、キャップが被さってる」程度のものです

 

 

引っ張り抜くと こんな感じ

白と銀色の部分が はまってるプラグです

奥が六角形になってますが、そこを回転させて取り外します

 

先に外した写真になりますが、見比べて、これより先の無くなってる部分が点火プラグです

 

 

これを取り外す器具が

プラグレンチ

 

これはバイクを持っていたら絶対買っておいた方が良いです

 

というのも、普通のレンチで代用できそうですが、意外に16mmって持ってないもの。

なぜなら国産車で16mmってほとんど使わないので、セットで買っていても欠番で抜けてたりするのです。ちなみにたくあん号は外車(BMW)ですから16mmを使うところがあります。その時に「レンチセットに16mmってないやん」と焦った記憶があります。そんな時にコレを思い出して助かりました

 

あと、コレの良い所は途中で折れ曲がる仕様になっているところです

今回もそうですが、プラグってかなり奥にあって【まっすぐなレンチが届かない】ことが多々あるのです。これなら仮にそうでも先端がしっかり噛んで回せます

 

しっかり回すと言えば、先端がT字になっているところ

これも良いところです。締めがキツくてどうしても外れない時、ここに鉄パイプを入れて回す部分を長くすれば力が入り、容易に外せます。鉄パイプをもってなくても長いドライバーを引っかけて何とかできます。これで助かったのがBMWのハンドルを外す時。初めて外す時にメチャメチャ固かったんですが、鉄パイプをはめて回したら  今までの苦労はなんだったんだ?ってくらいあっけなく回せました

数百円台で買えますし、プラグ専用として買っておいても損はないです

 

ただ注意は、締めるときに締めすぎないこと。

最後まで回して、このT字を持って、男の力でギューッと。これくらいで充分です

 

 

さて、取り外したプラグなんですが、

私はコレを使ってます

 

普通は600円~700円くらいの物なんですが、イリジウムは ちょっとお高い

お高い代わりに 色々いいことがある(詳しくはググって)

 

いいことがあると言われてはいますが、原付には意味がないとか逆効果とすら言われてることもあります

賛否あるんですが、私のズーマーでは明らかに着火が楽になりました。セルを2,3回回さなければならない気温でも1発でかかる。みたいな。あと着火後も安定して力強くなった感じ。

また「原付だと 壊れるとき(被った時)に、一気にダメになる」とも言われてますが・・どうなんでしょう

今回はべつに着火関係が壊れたという感じではないんで、それはまだわかりません

 

上が今回取ったプラグ、下が新しく買ったプラグ(少し使用済み)

今回取り替えて、ブログ用にまた抜いて撮影したので、新品ですが もう少し汚れています

 

先端の状態ですが

取り立てて短くなってるという感じではありません

新品の方が先が曲がって近づいてるように見えますが、これは撮影角度の問題で、手に取って見比べると新品の方がほんの少し長い(距離が短い)かなぁ?という程度です

 

全体の汚れ方(カブリ方)も、まぁこんなもんでしょう。って感じです

 

今回の問題で、点火プラグは関係ないようですが、いちおう交換しました

 

 

変化としては

セルボタン数回の所が1発始動するようになった。という効果はたしかにありました

 

が、

全体的な運動(アイドリング不安定、信号でエンジン停止)には何の影響もありませんでした