( -_-) ちらっ


とっとと決めちゃえばいいのにねー о(ж>▽<)y (≡^∇^≡ )
アノ子ったら




ちらっ (-_- )


イヤデスワー ξ^▽〆 (@ ̄▽  ̄@;) ははは






まー なんにせよ、 この場で買うことになるかもしれない。


となれば、やっぱ 父親には ちゃんと その旨 話しておかねばならないだろうな
父親は この事態を 全然知らないわけだし、 急に そーゆー話になってると聞いたら
激怒するかもしれないし。 つか 怒るだろうな。。
本人も 冷やかし気分で来て、 まさか買うなんて言い出すとは考えてなかったろうし、
遊び気分でココに連れてきた責任ってのも感じるだろう
言い出しにくいけどな、、、 やっぱ、 ちゃんと 言わないとな




と、 とーさん・・・ ちょっと話が・・


なんだ? (@ ̄へ  ̄@ ) タスカッタ・・・ ξ^_ ;


急な話なんだけど、、 じつは、かくかくしかじかで、
今 修理に出してる車も あーで こーで、
で、 ひょっとしたら この、かーさんと営業の人が勧めてるクルマを買うかも
しれないことに・・・なりそうなんだけど・・・


勝手に話し進めたみたいで 悪いんだけどさ。。。




・ ・ ・ ・




だ、だめ・・・かな・・










い~んでねぇの? ( °┌・・ °)



( ;¬д¬)



つか、鼻ほじんなよ どこでもここでも・・・ BMWのイベント会場だぞ





ただ、 買うと決めたら ひとつだけ条件がある
それは その時 話す


・・・・・ またコレだよ。 いっつも 最後に思わせぶりなこと言うんだよなぁ
しかも だいたい 常識はずれな とんでもないことなんだよ。。



でも、だいたいわかってる。
社用車にするから 派手な色にするな。 とか そういうことだろ







じつは この鼻ホジってる へんな オッチャン → ( °┌・・ °) 沢庵パパと言え



こうみえて 天皇陛下から勲章を2回もらうほどの 優秀な元国家公務員
とはいえ、『海猿』とか 元SAT隊員だったとか、 そんなカッコイイものではない
・・・・ 映画化はされたけど


さらに、昔の人なら知ってると思うが
その手の学校を首席で卒業したら貰える 恩賜の短剣ならぬ恩賜の腕時計を持っている
これで だいたいどんな人間か わかる人にはわかるだろう





で、 退職後も その関係の仕事をしており、 そういう時代の、そういう関係者との交わりが多い。


つまり、会合とかで集まるとなると それこそベンツやらアウディやらボルボやらが集まる

そのほとんどが黒塗り高級国産車or 高級外車であるのだ




そして、沢庵号はというと 真っ赤なスポーツカー (∩_∩;)ゞ しかも廃車寸前の




とっても 恥ずかしいのである


しかも、その集まりの長をやっている。
想像しやすく言うと、 テレビとかで日本医師会●●支部とか出てくるだろう。 高貴な お金持ち集団だ
そこに 「支部長が こられました!」 と なると


真っ赤なスポーツカー( °┌・・ °) きたよ ( ¬д¬;)



となるのだ。
あまりに場違いな上に、 こっぱずかしい



場違いといえば
こういう方々なので、 それなりに御高齢な方が多いのである

そして惜しまれながらも よくお亡くなりになられる
お葬式は それはもう大きな斎場で、 すごい数の黒塗りの高級車が集まります
そんな 悲しみの中




真っ赤なスポーツカー( °┌・・ °) きたよ ( ーдー;)



これはホントに恥ずかしい。 運転している沢庵も耐えられなくなります





読者の中には、「そんなら 2台買えばいいじゃん。高貴なお金持ちなんでしょ?」と思われるかもしれない
が、お医者さんの中にも 想像通りのお金持ちも入れば、金儲けに興味ない医者もいます
残念ながら、ウチは後者。
元国家公務員だけに 「儲けること」に関心がなく、どちらかと言えば今の仕事も趣味でやってる風。
貰うべきお金も 「ん・・・いらねーや 」 ( °┌・・ °) ですませることも多く
怒りっぽい性格なんで、すぐ 「カネなんか いらねー!」 (▼皿▼;) とも言い出す。
結果 貧乏・・・






しかし、そー考えると BMWって外車も 悪くないな
ランエボとか言ってたが、それじゃ この状況はあんまり変わらないわけだし、
いちおー外車だし、こんな恥ずかしい思いもさせなくて (しなくて?) すむしな。


ガイシャだったら とーちゃんのカッコウもつくだろう


自分も、もうクルマで格好をつけたいって歳でもないしな、 ・・・親孝行か






親孝行、ガイシャといえば さきほどから
かーさん、 死ぬ前に 一度 ガイシャに乗ってみたいわぁ ( ==) しみじみ
を連発してる かーちゃん。


じつは これにも訳がある


「踊る大捜査線」の影響か、世間では上級公務員はイイ生活をしていると思われている
が、 実際は そうでもないのである (少なくとも沢庵の子供の頃は)


今は金持ちではないとはいえ、退職後の手当があるから趣味程度の仕事でも
まぁ普通に、車を持てるほどの生活はしております。
が、沢庵が子供の頃は とてもそんな余裕はなかった
公務員だけがあつまる団地住まいで、階級も上がれば上がるほど 『手当』というものがなくなるから
どんどん貧乏になっていく。
とーさんが民間企業だったらねぇ 今頃 お手伝いさんもいるくらいなのにねぇ ( ==) しみじみ
とはよく聞かされたものだった


そんな貧しい団地の中に、 一台のガイシャがあった。


ドイツの名車、フォルクスワーゲンである。 しかもみんなが知ってる 小さなビートルではない
でかいのである


オーナーは お医者さん。公務員しかいない団地だから、たぶん国立大学のお医者さんだったんだろう
黒く大きなお医者さんバッグを持ち、さっそうと乗り込む姿は
当時 鼻タレ小僧であった沢庵のみならず、貧乏団地の奥様方にとっても 憧れの的だった。


かーちゃんにとって ガイシャのオーナーというのは あの憧れの格好いい
お金持ちの象徴なのである







とーちゃん・・・ あぁ見えて、頑張ってきたもんなぁ・・・

若い頃は仕事仕事で人生を楽しむ余裕もなかったし
かーちゃんも 苦労ばかりで・・・


陛下から勲章をもらった時も言ってた、 「こんな、こんなくだらんもんのために、たった これだけのために・・」
それが皇居から帰ってきて、静かな家でポツンと言った第一声である


かーちゃんにとっては身のない勲章など 何の意味もないのである
それより もっと普通に余裕のある、優雅な暮らしをしたかったのだろう・・・




かーちゃん・・・ ( ==)




とーちゃん・・ (@ ̄_  ̄@ )


ホントは ずっと恥ずかしかったんだよね・・・












・・・・ 決めようかな











とーさん、、、 決めたよ・・・ 買おうかと 思う。。。




そうか。 でもな、買うなら ひとつだけ条件がある


うん ( ・・・無難なシルバーにするよ)













現金で買え。 それも一括でな! (-o-)y-゚゚゚



!! (- -ノ)ノ