私は過去には会社を経営していました。
でも失敗しました・・・(笑)
(今も会社役員として経営には携わってはいますが・・・)
私のブログの読者さんの中にも起業している方、会社を経営している方はたくさんいらっしゃいます。
そこで私が勝手に思っている経営者に必要なもの！
ズバリ！
「勘」と「度胸」だと思っています（笑）
「勘」は
”こうしたらうまくいくんじゃないか？”と言う第六感。
”この人とならビジネスになるのではないのか？”と言う直感。
”今日ここに行ったら商売になるのではないか？”と言う読み。
こんな感じの「勘」って非常に重要な気がします。
「度胸」は
”その場ですぐに決断をする”
”ある程度のお金を投資する”
”「出来ない」ではなく何事にも立ち向かう”
”何処にでも踏み込んで行く”
このような「度胸」の良さって必要な気がします。
私は「度胸」が良すぎて大量の借入を起こし挫折しましたが・・・(笑)
また、当時は”気の強さ”から敵をたくさん作ってしまいました(笑)
出る杭は打たれる・・・。
失敗したときに回りの方々から散々言われたお言葉です^^;
私が経営していた頃は、
「すごい！」
「頭が良いんですね！」
などと言われましたが、頭の良い方が経営者になって成功するのであれば東大を卒業した方は皆、経営者になって成功してしまいます^^;
中卒でも立派に会社経営している社長さんはいるのです。
私の考えは経営に「勉強の出来る頭の良さ」は必要ないのです。
当然、私も頭は良くありません(笑)
もちろん最低限の一般常識やマナーは必要ですが・・・。
また、少々の事では落ち込まない「打たれ強さ」や「楽観的主義」も必要と考えます。
トラブル時に
「あぁ・・・どうしよう・・・。」ではなく、
「平気！平気！どうにかなるよ！」と言う考え。
資金繰りが少々厳しいときに、社員さんに気付かれないような配慮。
ポーカーフェイスも必要ですね(笑)
そもそもトラブルがあったときに社長さんが
あぁ… ＿|￣|○)）どうしよう・・・
なんてやっていたら社員さんが不安がりますよね。
態度や表情に出さない事も必要なのでは・・・。
「大丈夫！俺が何とかするよ！」
これなら心強い社長さんだと思います！
そして、「物」に投資をするのではなく「人」に投資をする事。
我社の社長様は「人」にすごくお金を使ってくださいます。
給料をたくさんあげると言う意味ではありません。
時には、失敗を承知で社員に仕事をさせる・・・。
これって会社にとってはマイナスです。
うまくいけば収入になるのですから・・・。
でも、その社員を成長させる為には失敗と言う経験も必要なのです。
そうやってみんな成長していきますからね^^;
会社はマイナスですが社員にとってはプラス。
「人」への投資ですね！
そして、失敗して落ち込んでいる社員を夜の街へ・・・。
飲みながら人生相談(笑)
自分の時間までも犠牲にして親身になって相談に乗ってくれる・・・。
これもまた「人」への投資。
一方、知り合いの社長さんで「人」をバタバタと切り捨てる方がいます・・・。
その会社・・・
事務所や設備品は超一品！
「物」にばかりお金を使って肝心の「人」が定着しません。
”事務所”や”店舗”と言う「箱」はお金さえ何とかなれば誰でも作れますが、信頼のおける”人”と言う「中身」は、お金だけでは作れませんよね・・・。
その会社に行くとなんとなく”固さ”や”暗さ”、”冷たさ”を感じます・・・。
社員のまとまりも当然ありません。
あっ！あともう一つ必要なもの思い出しました！
豪快に遊ぶ事です(笑)
これ一番かも(笑)
景気の良い社長さんほど遊び上手のような気が・・・。
それくらいの豪快さも必要なのでしょうかね・・・。
でも遊び過ぎはいけません(笑)
私のようになります・・・。
当時は週に○回は銀座・・・(゜ー゜)ニヤリ
(言ってしまった・・・^^;)
経営って1+1＝2ではありませんしね・・・。
1+1が10になる事もあれば1+1が－20になってしまい
あぁ… ＿|￣|○)）なんて事もあります^^;
だから面白みがあるのでしょうか・・・(゜ー゜)ニヤリ
最後にこれから起業しようと思っている方々へ。
想像以上に厳しい世界であることを肝に銘じて下さい。
最初の1年くらいはマイナスと思っているくらいで丁度良いのではないかと思います。
私も社長も今の仕事を開業して1年目は1日しか休みませんでした。
元旦のみ(笑)
それくらいの意気込みが必要です。
会社員時代は休んでいてもお給料は入りますが、起業したら休んでいる時間はマイナスでしかないのですから・・・。
そして、こんな経験を2度(1度目は失敗しましたが・・・)も経験している自分を幸せに感じる今日この頃です・・・。
↑夏休みも半分以上は仕事です・・・^^;
- 野口 誠一
- 社長の失敗!私はここが甘かった〈その1〉挫折編
- 野口 誠一
- 社長の失敗!私はここが甘かった〈その2〉油断編
上の2冊の本は私が自分の会社がなくなるのでは？と言うのを意識した時に読んだ本です。
非常に役立った本です・・・。
まだ売ってたんですね(笑)