人を傷つけようとしたら自分も傷つくというのは。


蟻を素足でプチリと踏み潰す、その間際に噛みつかれたからではない

断末魔の叫びが強烈だったからでもない


たぶん傷つけたくなったこと自体が、すでに自分の一部になっているものだからだ

それが愛憎というもの

自分の一部のはずなのにうまくいかない自分を壊したくなったからに違いない


大事な物にこそ、距離感がまったく掴めないのだ
接近するほどにイラつく
おかしな話だ


これこそが孤独の原因なんじゃないか


他人は自分なのか?
他人は他人なのか?

他人を自分とは異なるものとしてなかなか認められない
他人も自分のうちに綺麗に収まってほしいと思う

これがエゴ


エゴを満たすために他人を使うのは愛ではない
満たしてくれるものが愛なんじゃないだろう、たぶん

そいつがそいつであることが好き、ということが
おれにはイマイチ足りてない