保護司分区会 | とみもと 卓 オフィシャルブログ「杉並区政最前線 日々雑感」Powered by Ameba

保護司分区会

おはようございます とみもと 卓です。

第4回定例会で 議案の採決に問題があり

臨時会が開かれることになりました。

 

この問題に関連し 議運のメンバーの入れ替えがあり

私が新たに 議会運営委員に就任しました。

一昨日に就任し 昨日の朝の議運から委員として

委員会に参加しました。

なお 本会議は22日。

 

その後 会派の所用や党費の徴収を行った後に

午後からは 保護司会の分区会。

今後の保護司会活動について 様々な議論が行われました。

 

その中では いわゆる事例研究と言って 自分たちが

受け持っている対象者(例:保護観察の人)などに対する

対応について 皆でより良い対処法、解決策について

意見交換を行う勉強会もありました。

(勿論 名前等のプライバシーは伏せた上で行っています。)

 

皆さん 保護司として その対象者の人生の再生や幸せを

願って 一生懸命活動していますが 対象者の家庭が複雑な

問題を抱えている場合は 話がこじれ 困難となります。

 

そういう事態の際に 担当保護司だけでなく 他の保護司さんの

経験やノウハウも活かして 何とか問題解決につなげていこうという

思いです。

また 保護司も人間です。あまり 一人で抱えて込んでしまう

その保護司さんのストレスも大変なものになります。

その結果 保護司が誤った措置を行ってしまうと余計に

問題が悪化してしまう可能性があります。

ですので これには その保護司のストレスの軽減という

側面もありますね、

 

しかし その実際の事例を聞いていると 本当に色々な家庭

環境があり その中で 子供が結果的に被害者となり

その子供のストレスや居場所のなさが子供たちが犯罪を

犯してしまうことに繋がっているケースが多いことがわかります。

また そこに 貧困が絡むとその確率はぐ~んとあがります。

 

子供は第一義的には親が育てるものです。

ただ その親や家庭、家族、親族などの本来の保護者が

壊れてしまっている場合 そこにどう救いの手を差し伸べていくのか。

非常に難しい問題はありますが そういった実例を知りながら 

行政として 効果的な対策をどうとるべきなのか?

議員として そういった意味からも非常に為になる

会でした。