イギリス EU離脱へ | とみもと 卓 オフィシャルブログ「杉並区政最前線 日々雑感」Powered by Ameba

イギリス EU離脱へ

こんにちわ とみもと 卓です。

今日は イギリスのEU離脱の是非を問う 国民投票があり

私も仕事以外の時は ケーブルテレビのCNNの生放送を

見ていました。


結果は 離脱派 1714万票 51.9% 

      残留派 1614万票 48.1% となりました。


少し前は 離脱が有利とも言われていましたが

残留派議員の殺害事件などがあり 直前の予想では

僅差ではあるが 残留派が勝利すると言われていました。


朝から見ていますと 途中で 何度もシーソーの様に優劣が

変わるなど いわゆる一国全体の投票で ここまで

僅差であったことは 初めてではないでしょうか?


また 地域色も明らかでした。

イングランド ウエールズは離脱。

ロンドン スコットランド 北アイルランドは残留とはっきりしていました。

そして 離脱派の強い地域は

きっちりと勝利していましたが 残留派の地域では投票率も

思ったほど 挙がらずといった感じでした。


この背景はやはり 移民問題だったのでしょう。

「移民のせいで自分の生活が苦しくなった。

 その移民が来ることになったのは EUのせいだ! 」という感じで

離脱の方がわかり易いメッセージ性があったのかもしれませんね。


これまでは 社会はグローバル化という形で進んできましたが

今後は 内向き志向が強くなってくるのかもしれませんね。


先ほど キャメロン首相も辞意を表明しました。

選挙では 国民投票の実施を明言し 大勝し 政権を

維持していましたが その国民投票で敗北し 

政権の座から追われました。


さて 日本にとっても今後大きな影響があるでしょう。

今日も既に 日経平均も1286円 8%近く下がりました。

今後は イギリス経済に投資をしている日本企業の経営は

厳しくなってくると思われます。


EU自体が今後存在していけるのか?

イギリスでは スコットランドの独立問題あり

他の欧州諸国でも 国民投票を求める声などが強くなってくるでしょう。

また 日本も参加する予定のTPPなどの貿易協定も

エンジンを失っていくのかもしれませんね。