緊急保育対策第2弾 公表 | とみもと 卓 オフィシャルブログ「杉並区政最前線 日々雑感」Powered by Ameba

緊急保育対策第2弾 公表

おはようございます とみもと 卓です。

昨日は 朝 監査委員会議 

午後からは議会改革特別委員会がありました。


その間に 区長の記者会見もあり 緊急保育対策の

第2弾が公表されました。

今回は これまでの取組ではなかった

区の公園の転用なども盛り込んだ案となっています。





この整備に関する補正予算が 17日 18日の臨時会に上程を

され 審議をされる予定となっています。

ですので これらについて 会派の中でも断続的に議論が交わされました。


「保育園定員増は社会問題化しているんだから 増やすのに

なぜそんなに議論する必要があるの?」 

そう思う方もおられるかもしれませんが

今回は公園の完全転用などもあり 既に地域からも様々な意見が挙がっています。


また 地域の町会長など一部の方には区もある程度 周知を行っていた

ようですが 例えば本当に公園の近隣の方への説明は済んでいないのでは

ないかと思います。現に地域の説明会も議会での審議後に予定をされています。

今後 実際に計画を進展していく中で 地域の合意はどうなっていくのか?

注視しておく必要があります。


他にも大きな視点で言えば 今回 公園や区の資材置き場などが

候補地として挙がりましたが 以前 区が施設整備再編計画を立てる際には

これらの土地には全く触れられていません。

私は この施設再編は今後の区政の方向性を決める 

最も重要な取り組みの一つなので

聖域なく進めるべきと強く主張しました。

その後 計画が出て 今があるわけですが 今回のことを思うと

結局 その計画には聖域があったのか?見直しが甘かったではと

疑問を呈せざる得ません。


また 従来 区ではこれらの事業を進めるには通常 3か年や5か年計画などで

進めていく手法が取られます。

が 今回は来年の4月に待機児をゼロにするということで 後1年弱での

取り組みとなります。

急ピッチの取組が様々な点で無理を生まないように議会としてチェックを

しておく必要もあります。



他にも 今回の計画で 待機児童の地域偏在の問題が解消できているのか?

保育士の確保は本当に大丈夫なのか?

=これについても 緊急対策に盛り込まれましたが まだ 具体策には

乏しい感あり・・・

また 候補地が地域事情を勘案した中で本当に適地なのか? などなど。


その他にも会派の議員からそれぞれ活発な意見が出されました。

17日 18日の議会では様々な視点から多くの議論が交わされることになるでしょう。