新嘗祭 | とみもと 卓 オフィシャルブログ「杉並区政最前線 日々雑感」Powered by Ameba

新嘗祭

おはようございます とみもと 卓です。

寒暖の差が激しかった3連休でしたが

皆さん 如何お過ごしでしたか?

私は地域のイベントにお顔出しする3日となりました。


その中で昨日 23日は勤労感謝の日。

これは新嘗祭が戦後の占領下の中で勤労感謝の日と

なったものです。


なお 昭和の初期に定められた休日の中で改称されたものが

春季皇霊祭→春分の日 天長節→天皇誕生日(現 昭和の日)

秋季皇霊祭→秋分の日 明治節→文化の日

新嘗祭→勤労感謝の日 です。


その際 廃止になったものとしては

1月3日 元始祭 1月5日 新年宴会 2月11日 紀元節=のちに建国記念日

10月17日 神嘗祭 12月25日 大正天皇祭 がありました。


実は祝日にも占領下での国家改造の一端が現れています。

戦前の休日は宮中祭祀との関連で定められているものが多いので

当時の世相としては致し方ない部分もあったというか GHQとしては

そういう対応を取るのはある意味当然であったのでしょう。


ですので 最近では なぜ 11月23日が勤労感謝の日になっているのか

知らない人も多いのではないでしょうか?

歴史教育として こういう点も教育の中で取り上げていくことも必要では

ないかと思います。別に左翼が批判する戦前賛美とかでなく

日本 日本人の歴史の一端して。


そうした中 地域の神社では新嘗祭がこの日に行われています。

春に豊作を祈念し その収穫を祝うとともに感謝をするという意味があります。

ですので ある神社では新米が配られました。


私は 仕事柄 地域の神社の祭事に参加させていただきますが

これらが好きです。それはお祭り好きという事でなく

現代社会では日々忙しく毎日が過ぎていきますが

その中で けじめ 節目を感じることができるからです。

加えて 祭事の中で 日々あまり感じることのない 荘厳さ、

ぴーんとはった心地よい緊張感を感じることができるからです。