2回目の質問 ③ 危機管理について | とみもと 卓 オフィシャルブログ「杉並区政最前線 日々雑感」Powered by Ameba

2回目の質問 ③ 危機管理について

こんばんわ とみもと 卓です。

今日も決算委員会。最終盤を迎え 質疑は明日の午前中まで。

午後から 各会派による25年度決算に対しての

賛否の表明となります。


さて 昨晩 委員会後 旅行会の集金に地域を回っていたのですが

「子供連れで外に出ている方が妙にいるな」と感じ

何だろうなと思ったら 皆既月食だったのですね。


外で月食を見ていた人はたくさん見ましたが

結局 自分自身 月食は見ませんでした(苦笑)


さて 2回目の質疑の報告の続きを。

税の後には 防災について 特に初動の観点で 数点質問しました。


区の職員は まじめですし 与えられた職務については

一生懸命やられていると思いますが

やはり公務員ですので どちらかというと

「火事場の馬鹿力」的な部分は弱いように思えますし


過去の災害においても そういう事象が見受けられ 初動をミスった

ケースが数多くあります。

もしもの時に そういう事のないようにという思いで質問をしました。


1 区の計画において 区の職員の生存率 死亡率はどう考えて

  計画しているのか?


区の職員もスーパーマンではありません。残念ながら何名かは

亡くなってしまうでしょうし 参集できない人もいると思います。

が この手の区の計画の場合 そういう部分が抜け落ちているの

ではないかと心配になり 質問しました。


区の答弁としては それなりに考えているようですが

実際にそうなったら 大丈夫なのか 疑念は正直拭いきれません。

ただ 今回は時間が残ってなかったのに 詳細はまた別の機会で

やりたいと思っています。


2 残念ながら 不幸にも区長が安否不明となった場合

いつの段階で副区長に全権委譲するのか?


人間 昨日まで元気だった人が亡くなってしまうと一種の虚脱感に

陥りますし そうではないと否定したい気持ちが働きます。

御嶽山の噴火や韓国の船の事故を見ても強くそう思います。

しかし 危機管理はある意味 非情でなくてはならない部分があります。


これについても 災害本部に参集したその時点でのTOPが

指揮を速やかに取るということになっているという答弁はいただきましたので

一様は安心ではありますが あくまでもマニュアルの段階の話だと

私は思っています。


人間 いきなり 権限を持たされても 妙な話 TOPの死亡が確認できれば

腹をくくって 思い切って できると思いますが 代行の際はそうは

簡単に割り切れないと思います。


スポーツの監督でも 代行という立場で 良い成績を残した人は

そういません。

やはり 一時預かりの思いがぬぐえないからだと思います。


ですので  私は今回の質問は確認というよりも

警鐘という意味で質問しました。


また 議員の立場として 想定はしたくないけど 

起きる可能性がある問題については 触れたくないけど

触れておかなくてはならないという思いも込めて 質問しました。