ぴんとこない
おはようございます とみもと 卓です。
都知事選挙 細川氏 舛添氏が正式に
立候補を表明しました。
マスコミも数多く報道しています。
ただ 私にはどうもぴんと来ません。
その理由として
1 細川氏は有力候補だが自民党が戦々恐々?
確かに元総理タッグは話題にはなりますが
世論調査でも舛添氏の方がまだ上位のようですし
先日も述べた通り 街場の声としては 白け気味の感を
感じますので ワンイシューでそんなに盛り上がり 戦々恐々まで
話が行くのかという疑問があります。
2 ワンイシュー イエスかノーか
小泉さんは昨日の会見の中で 原発維持勢力と即脱原発勢力の争いと
いう表現をされていましたが そんなに簡単に2項対立となりうる
テーマなのか?という疑問です。
郵政解散の時は 郵政改革の是非が抵抗勢力かどうかに重なりましたが
今回は 正直 誰もが原発は無くなった方が良いと思っているが
様々な理由で すぐには無理なんだろうという思いを持っている人が
多いと思います。
この部分=すぐに脱原発は可能 そして電力量や経済面でも
問題を無い 大丈夫!という事を冷静に科学的に説明できるかどうかにかかっていると
思います。そこが出来れば 細川氏が当選する可能性も高いと思いますが
そうでなければ 元総理二人の政界への未練としかと思われないと思います。
3 地方自治の本旨
原発問題が都政の主要課題なのかという視点からはじまり 地方行政
地方自治とは何をすべきなのか?その点をしっかりと話し合って欲しいと思います。
私は理念よりも方法論を問うのが地方自治の選挙であると思います。
例えば 誰が知事になっても 保育園も特養ホームを増やす必要があります。
ある意味 誰が知事になっても 必要な施策には変化がありません。
大事な点は それに対して 財政面なども鑑み どういう優先順位で
どういう方法論で すすめていくのか それを論じあい 競い合い
決めてもらうのが地方行政の選挙ではないかと思います。
国政よりも 現実の目前の課題にどう取り組むのかが大切という
比重が高いと思います。
4 まずは オリンピックでしょう
確かに原発問題も大切です。しかし 今 東京のある意味 国際公約は
2020年の東京五輪成功に向けての活動であると思います。
上記の3とも関連しますが 優先順位の1は五輪の成功です。
これをミスると日本の国際的信用は著しく低下をします。
長の辞職による 選挙の実施は 告示までの準備期間が短く
どうしても 知名度合戦 表面的な政策合戦になりがちです。
別に 元総理のジュニアが応援しようがしまいが 都政の中味には
関係ありません。そんな報道よりも 地方自治の本旨に立ち返った
冷静なそして白熱した中味の濃い選挙戦が行なわれて欲しいと思います。