議会運営委員会委員長のおしごと | とみもと 卓 オフィシャルブログ「杉並区政最前線 日々雑感」Powered by Ameba

議会運営委員会委員長のおしごと

おはようございます とみもと 卓です。

昨日は朝 臨時会初日が開かれました。

ただ この本会議は議案の内容を聞き 付託先を決定するための

ものでしたので 短時間で終わりました。


その後 所用をこなしたのちに 午後からは 武見選挙の

宣伝カーが杉並に来ましたので そのお手伝いをしました。

(ちなみに今日は丸川候補の宣伝カーが杉並に来ています。

 丸川班の議員が今日は担当しています。)


私はこれから議会運営委員長として本日の本会議の運営についての

職務があります。

その後 面会が2件あり 午後は昨日の議案審査の結果を受けての

本会議という予定になっています。


議会運営委員長の仕事にはどういうものがあるかを今日は

お話をしていきたいと思います。


議会運営については 議会運営委員会で協議をし 決定をしていきます。

その委員会の仕切り役という職務が まずはあります。


加えてお話しするならば


議会は 会社や学校ではないので 何かが起きると 例えば社長が

例えば校長が決めればよいのではなく 議会内で話し合いを行い

新たな取り決めやルール 申し合わせなどを決めたりしていきます。

確かに議長にもそれなりの権限はありますが 議長の独裁を許さない

民主的な手続きとして 議会運営委員会や理事会が存在をしています。


また 議会のルールというのは 正直 あまり厳しく縛られていません。

基本 自由に活発にという前提はありますが 例えば杉並区議会を

例に挙げても 所属議員48名が各々が好き勝手に質問や意見を

とめどなく続けているときりがありません。

ですので 縛られていないとはいえ 大人の良識の範囲の中で

それぞれが事にあたっていかなくてはなりませんし 議会としての

一定の判断を下していかなくてはなりません。


その積み重ねの上に 慣例とか申し合わせというものが成り立っています。

よく そういう形が古臭いとか自由がない 制限されているという意見も

ありますが そういう長年の大人の知恵の結晶ともいえますので 一概に

「問題あり」と片づけるのは短絡的であると私は考えます。

これについては 議員それぞれ様々な意見があります。

その調整役としての職務もあります。


ただ 杉並区議会では 議会改革の流れの中で 歴代の議長の意識もあり

その申し合わせも時々に見直し 一昨年には大きな変更も行い

23区の議会の中でも 論戦が活発に ただ 多数の論理だけでない

少数会派にも配慮した 一定の意見や発言の自由も認める制度となっています。

この一昨年の改革の際には 夏に断続的に理事会で協議もしました。

これも議長から発案があったものを 理事会で協議という形で決定をしていきましたので

夏には  相当数の理事会を開催をし その仕切り役を務めました。


今日もこれから それに似たような職務があります。

正直 地味で 政策とは直接的に関係はありませんが 必要な仕事です。

そういうプライドを持って これからも職務を果たしていきたいと思います。