公共財とは何か 区民税の使い道 | とみもと 卓 オフィシャルブログ「杉並区政最前線 日々雑感」Powered by Ameba

公共財とは何か 区民税の使い道

こんにちわ とみもと 卓です。

知らぬ間に 6月に入っております・・

6月は 議会 都議選 会派視察と立て続けに

あり たぶん あっという間の今年の半分も終わるのでしょう・・・


さて この土日は 予定はありましたが 少しゆっくりできました。

ハローの疲れもとり また 新たなる気持ちと元気で乗り切っていきたいと

思います。

特にハロー前後から 少し目の充血もありましたが 市販の目薬を

さしていたら 治りました。やはり 疲れがたまっていたのかもしれません。


さて 今 少し前に買った 石弘光氏著の「増税時代」という本を読んでいます。

その中に 私が今度の決算特別委員会で質問しようと考えている内容と

関連する内容が記載されていました。


私の捉え方は「区民税でまかなうサービスとは何か?」

石氏の捉え方は「政府が 行政が行う必要のある公共財とは何か?」という視点ですが

行っていることは一緒です。


要は 行政が行うべきサービスとは何か?

これをしっかり行政で確認をする必要がありますし 区民に提示し 区民の考えも

聞く必要があるということです。


例えば 行政が住民票の発行はすべての区民に等しく行うべきサービスです。

ですので 使用料はとっていますが 一部が財政出動されても理解されます。

そう考えると ある意味 無料でもよいのかもしれません。

また 道路改修などもそうでしょう。


国レベルでいえば 外交 防衛 司法がそれにあたります。

でも この3つは 政治の世界では 票にならない分野といわれていました。


では 例えば 区民農園はどうなんだろう?スポーツ施設はどうなんだろう?

と考えると どうでしょうか?

興味のある人 ない人がいます。やる人 やらない人があります。

また民間でも代替が可能です。

こういうものは より適切な受益者負担が求められます。


では 国の問題でもありますが 年金や保険、生活保護制度はどうなのか?

社会保障制度ですので 公共財と思われがちですが 純粋な公共財とは

学問上 定義しないと石氏の本には書いてありました。

でも 私もそうですが 国民の意識としては 政府が行うべきもの

公的サービスという意識が根強くあります。


石氏の著書をはじめ ほかにも参考文献等を読んだりして

知識を深め 考えを整理して

秋の第3回定例会の決算特別委員会でそのあたりの政策論争をしていきたいと

考えています。