ちょっと無理だと思います | とみもと 卓 オフィシャルブログ「杉並区政最前線 日々雑感」Powered by Ameba

ちょっと無理だと思います

こんばんわ とみもと 卓です。

議会の方は 今日で一般質問が終わり

10日は中日で議案説明 その後は各委員会の審議に

入っていきます。


さて 橋下大阪市長が大阪市長を務めながら

党首を務めると方向性を打ち出しました。


私自身 別に自民党を辞めて 維新の会に移る気は

全くありませんが

維新の会の政策には正直 共通点も多いですし

自分が大阪出身という事もあり まぁまぁ好意的に

見ていましたが


今回の件は 地方議会に身を置くものとして 違和感を

感じました。


その理由としては


1 わが杉並区でも 山田前区長が辞任前に

 党首と区長を兼ねていて 私も当時 議長として

 近くで見ていましたが やはり 正直 少々無理じゃないのと

 感じていたという自分なりの実体験から。

 議会をはじめ 市長としての公務の日程は結構ありますので 

 プライベートを削ってというのは少々詭弁かなと。

 仮に 物理的には 何とか なっても 職員の士気の問題や

 震災など緊急事態に対応できるのかという点などがあります。

 50万都市の杉並でそうだったのですから 200万以上住んでいる

 大阪市 職場においても色々言われている大阪市役所ですから

 余計に厳しいものがあると思います。


2 党首が国会議員でない中で 国会に多数の議席を有した場合

  ある意味 田中角栄さん以上の闇将軍になるのではないでしょうか。

  国民の信任を得ていない人間が 国会の影響力を持つのは?です。

  システム的にも 党首討論が誰が出るのでしょうかね。


3 2と関連しますが 仮に維新が第一党になり 憲政の常道に従い

  総理を維新から選ぶことになった場合 どうするのでしょうかね。

  橋下個人商店に近い維新の会に期待した有権者からしてみれば

  橋下氏以外が総理の座に着くとなると また それ以外の人にとっても

  強烈な違和感と抵抗感を感じるのではないかと思います。


この3の部分は 維新八策の首相公選制の精神にも矛盾するものでは

ないかと思います。


私は結局 国政に転進することになるのではないかと思います。