TM NETWORK 永遠のパスポート 歌詞違い | taku-takuブログ

TM NETWORK 永遠のパスポート 歌詞違い

TM NETWORKの「永遠のパスポート」には、初期の歌詞違いバージョンが複数ある。おそらくは小室さん作詞だろう。

以下はCD化されている1984年のPARCOライブから文字化したもの。合っているかどうかはわからない。


永遠のパスポート/TM NETWORK

(歌詞違い)


いつだって television 声が聴ける

どこにいても your breath 感じている

500時間 会えない時でさえも

たった今 微笑む君が見える


El Dorado 地平線の夢は

瓦礫に囲まれた shelter space

手に入れることはできない illusion

登り詰めた階段の human crisis


宇宙からのmy love ずっと

送り続けるよ

どんなに離れても

夢じゃない 君は


宇宙からのmessage きっと

届き続けるよ

いつかは消える moon light

見つめたい 君を


どれだけの 別れの訳でさえも

on your music night ふたりだけの夜だから

肩にもたれ 君は顔うずめている

泣かないで 今は時が止まればいい


your base 子どもたちの夢は

明日大人にならないこと

手に入れることはできない illusion

登り続ける階段の human crisis


宇宙からのmy love ずっと

送り続けるよ

どんなに離れても

夢じゃない 君は


宇宙からのmessage きっと

届き続けるよ

いつかは消える twilight

離さない 君を


セカンドアルバム「Childhood’s End」所収の歌詞も夏の爽やかさが描かれていて好きだが、こちらもボツ案になったのがもったいないくらいSF要素が満載だ。後の「Think of Earth」に繋がる作風に思える。

冒頭、スマホのオンライン通信のような描写から始まる。2020年代の今の感覚で読むと、1980年代前半から見たレトロフューチャーの世界が現実化していることに驚きがある。

1985年は試行錯誤の時期であるが、このバージョンがメインのSF版セカンドアルバムをぜひ聴いてみたかった。

きっとミニアルバム「Twinkle Night」の4曲をベースに「17to19」「Time Machine」「Fantastic Vision」も入ったことだろう。


ニューアルバム「DEVOTION」のボーナストラックにいよいよ新録の「Time Machine」が入る。

今後同じように「永遠のパスポート」の初期バージョンやその他の曲の未発表バージョンも、今のウツの綺麗なボーカルで新録してもらいたいと切に願う。絶対に需要があるはず。