1日目は、カリフォルニア州サクラメントのコメ農家と乾燥調製施設を視察し、同州のコメ生産状況や課題について意見交換を行いました。

我が国が米国から輸入しているミニマムアクセス米の多くはカリフォルニア産であり、同州のコメ輸出量の約4割が日本向けとなっています。

今回視察した農家は約40ヘクタールの圃場でコメを生産していましたが、米国のコメ農家の平均栽培面積(約190ヘクタール)と比べると小規模であり、日米の農業規模の違いを改めて実感しました。

また、気候変動がコメ生産に及ぼす影響の深刻さは米国でも同様であり、地球規模での共通課題であることを深く認識いたしました。

さらに、現地で活躍する日系食品企業や日本食材の輸入事業者とも面会し、米国市場の大きな可能性や輸出拡大に向けた具体的な提案、販路開拓における課題など、多くの貴重なご意見を伺いました。いただいたご意見を帰国後の輸出振興策の検討にしっかりと生かしてまいります。




米農家





乾燥調整施設



日系企業の皆様

米国での視察を終え、帰国いたしました。視察の具体的な内容については、改めて順次ご報告させていただきます。

視察期間中も、熊本県で発生した地震のことが常に気がかりでした。移動中や視察の合間にも、被害状況や救助活動の最新情報を確認し続けておりました。

改めまして、このたびの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、昼夜を問わず人命救助や復旧活動に尽力されている消防、警察、自衛隊、医療従事者、自治体職員をはじめ、関係者の皆様に深く感謝と敬意を表します。

米国現地でも連日ニュースで報じられており、同じく巨大地震のリスクを抱える西海岸の人々からも多くの励ましの声をいただきました。

今後、被災地の一日も早い復旧・復興、そして災害に強い国づくりに向け、私にできることに全力を尽くしてまいります。





熊本地震により、多くの方々が不自由で不安な避難生活を余儀なくされています。被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

そのような中、酪農の現場でもサイロが倒壊するなど深刻な影響が出ました。また、熊本県内の乳業工場が点検や道路の寸断により生乳を受け入れられなくなりましたが、設備に被害のなかった熊本市と宮崎県都城市の会社が受け入れに協力してくださいました。そのおかげで、酪農家の皆様は生乳を廃棄せずに済みました。

先日、自民党畜産・酪農対策委員会で取りまとめた提言の中でも、「生産現場での不公平感を解消し、酪農家全体が協調して取り組める仕組みづくり」の重要性を強く訴えたところです。

こうした助け合いの精神は、被災地全体の復興にも不可欠です。避難所では、冷房が十分に行き届かず暑さに耐えておられる方、トイレを我慢するために水分補給を控えてしまう方、倒壊した自宅のことを案じながら先の見えない生活を送っておられる方がいらっしゃいます。

困難な時だからこそ、一人ひとりが相手を思いやる気持ちを持ち、助け合うことが何より大切です。政府もプッシュ型の支援を展開しております。被災された皆様には、周りの方々と支え合いながら、この困難を乗り越えていただきたいと思います。一日も早く穏やかな日常が戻ることを、心よりお祈り申し上げます。