大河ドラマ「光る君へ」
34回「目覚め」の感想です。
33回の最後で、
そして、
興福寺の別当・定澄は
道長と交渉した。
定澄は
「陣定(じんのさだめ)におかけくださいませ。」と
要求した。
乱暴を働いておるのは興福寺ではなく、
大和守(やまとのかみ)・源頼親(みなもとのよりちか)と
右馬充(うまのじょう)・当麻為頼(たいまのためより)
である、と主張する。
道長は、
定澄の一団がここで暴挙にでれば、
興福寺もただではすまんぞ、
と制した。
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翌日の陣定。
日頃から、
大和守・源頼親と
興福寺は争っておったが、
そのさなか、興福寺の僧一人が死んだ。
訴えは双方から出ていた。
これが陣定で審議されていた。
その審議中、
「大極殿前の朝堂院に興福寺の僧たちが
押し寄せております。」という知らせが入る。
道長は「チッ」と舌鼓を打って、
すばやく席をたち、慌てて帝のところへ向かう。
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清涼殿。
帝と道長。
道長は慌てて、
帝に事態を知らせ、
検非違使(けびいし)を遣わす宣旨をもらう。
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藤壺。
中宮大夫である
斉信は
「中宮様を奥の間にお隠しまいらせよ。」
と奥への非難を命じる。
この時、
まひろは、
「(中宮様を)清涼殿にお連れ申したら
いかがでしょうか。」 と提案する。
その提案が通る。
(まひろとしたら、少しでも、帝と彰子を
近づけたい、と思ったのかもしれない。)
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清涼殿。
中宮・彰子は
清涼殿に避難して、
帝は彰子に話しかけるが、
相変わらず、うつむいたままである。
帝は
「そなたは朕の中宮である。
こういう時こそ
旨を張っておらねばならぬ。」というが、
中宮は反応もなく、うつむいたままである。
まひろはそばでその様子を見ていた。
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右大臣と道長。
右大臣・顕光が
検非違使を使って僧たちは朝堂院から
追っ払った、
だが、
左大臣と会いたい、と要求してきた。
と道長に知らせてきた。
道長は土御門殿で
定澄と会うことにする。