大河ドラマ「光る君へ」
伊周の大宰府への配流に
母・高階貴子も同行することになった。
それを聞いた一条天皇は
「許さぬ。ただちに引き離せ!」
と
道長、実資に命じた。
(けっこう厳しいね、そこまでしなくても……)
大宰府へ向かう 伊周と貴子。
母子のかごの中。
そのかごを
途中の松林の中で取り囲んだ集団があった。
道長、実資と検非違使集団である。
「母の同行はまかりならぬとの
帝の仰せにござる」と
実資は伝える。
検非違使たちに
伊周、貴子は
捕らえられ、引き離された。
無言の道長に
伊周はしきりに頼んだ。
実資がそれを許さない。
引き裂く実資。
道長は何も言葉を発することもなかった。
「この先は 騎馬にて下向されるべし。」
母・貴子は引き離されてしまった。
父・道隆の死から わずか1年。
その子供たち(伊周、隆家、定子)は
全て 内裏から姿を消した。
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燃え盛る炎の中、
中宮・定子は逃げようともせず、
炎に包まれている。
(死ぬ気なんですね!)
定子を救おうと現れたのは、
清少納言。
(熱くないのか 大丈夫か?)
清少納言、
「おなかのお子のため
中宮様はお生きにならなければなりませぬ。」
(ご懐妊なんですね。)
(早く逃げないと!たぶん、逃げたんでしょうね。)
(この回のタイトルは「旅立ち」。
この伊周の大宰府への旅立ちの風景、
それともう一つ、まひろの旅立ち、の風景もありましたが、
二つ、同じような松林でしたね。
同じロケ地なんでしょうか。別にいいけど……。)