大河ドラマ「光る君へ」

20回「望みの先に」の感想の続きです。

 

 

除目で。

 

藤原為時のことが告げられた。

為時は淡路の国の国司に任命された。

 

読み上げられ、記録された。

 

 

 

任命された

為時の家では、まひろや弟・惟規が
祝っていた。

(為時は淡路の国の国司で満足しているが、

まひろは大国・越前の国の国司を

希望してほしいようだった。)

 

 

一方、

道長、詮子、それと 源国盛の

3人の会話。

 

国盛は、

「大望かなって、

越前守に任じられることができました。」と

詮子たちに報告し、礼を言った。

 

 

 

 

越前の国司には、漢文の知識が必要である。
 
ところが、
国盛は漢文が苦手であることが わかって、
 
道長は驚いた。
国盛は 
除目を受けるための申文を
代筆させていた。
 
 
道長は、
「漢語が得意な者を、ということで
帝はそなたを選ばれたはずだが。」と
 
国盛の能力不足を責める。
 
 
 
 

 

 

まひろの家の方では、
 
宣孝が訪れ、淡路の国司の任命を祝った。
 
 
為時は酔いつぶれ、寝込んでしまった。
宣孝は
為時の若いころの話をする。
 
大学に通っていたころ、宋の国に行こうと、
船に乗り込んで、船頭に身ぐるみはがされ、海に捨てられ、
別の船に拾ってもらったという話である。
 
(それほど、為時は宋に行きたかったのですね。)
 
 
 
宣孝は
帰り際に
越前の国の国司になる機会は
まだあるかもしれぬ、と
話していた。
 

 

淡路の国 から 越前の国 に

 

任地変更されることを願っているんですね。

(為時本人は

そんなに欲はないように見えるが、

夢があるんですね。

まひろはそれを知ってしまったんですね。)

 

 

 

 

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突然、
女院・詮子は病に伏せる。
(女院、急にどうしたのか。あれほど元気だったのに。)
 
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右大臣・道長は帝に
源国盛の越前の国司について、
異を唱えた。
 
為時の書いた申文(まひろが代筆したのであろう)を
帝に見せた。
「苦学寒夜 紅涙霑袖 除目春朝 蒼天在眼
(苦学の寒夜は 涙が袖を潤し 
除目(じもく)の翌朝は 蒼天が眼にある)」
 

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その文が帝の心を打った。

 

 

道長は

「為時は漢籍にも詳しく

宋の言葉を解するようです。」

為時の能力を説明した。

 

「源国盛に越前を任せるのは
いささか心もとなく……。」

これにより、
為時は越前に任地を変更されることになった。
 
 
 
為時に知らせが来た。
為時は
道長がこれほどまでに手厚くしてくれることを不思議に
思い、
 
 
道長とまひろの関係を まひろから聞いた。