大河ドラマ、どうする家康、
第16回「信玄を怒らせるな」、よかったですね!
第15回の最後のシーンで、
突然飛び出してきた刺客。
美しい娘だと思っておったら、
まさかの男であった。
その男は、
「家康公は遠江の民はみんなお前を恨んでおる。
武田様はわれらの味方である」と話す。
家康公の命令で放してやることになる。
「井伊虎松、我が名じゃ」と言い放ち、
消えていく。
武田が放った刺客ではなく、
自らの意思での刺客であった。
これは、武田の調略が民にまで
広く進んでいることを示していた。
家康公の命を狙った暗殺であったのに、
何のお咎めもなく、放してやるのは、
あまりに優しすぎやしませんか。
第16回、
このあとの場面においても
優しさというべきか、情けなというべきか、
あまりの神君の不甲斐なさに、
怒りを覚える回でした。
これまでの過去の大河ドラマで
演じられてきた家康像とは
全く違う面を出しているようです。
また、この回、急に家臣・夏目広次が
存在感を増してきました。
これまで、
軍議にあまり
参加してこなかったようだが、
この第16回は軍議においても神君に
対して強い意見を述べています。
心の中で何か決意するものがあるのでしょうか。
この回の感想はまた後日にも書く予定です。