またまた岡山に勉強会に行ってきました!
今回は
『脊柱の評価と治療』という
治療家のための勉強会なのですが
一般の人にもわかりやすい
小ネタがあったので紹介します!
みなさん腰や首がこった時に
『ぱきっ!』
って音鳴らしたことないですか?
あの音。
仮に【ポップ】といいます。
ポップの原因は
関節の中の気体(窒素)が
はじける音なのですが
(ここはまだ驚くところではない!)
このポップを鳴らした瞬間
関節にあるセンサー(受容器)に働きかけて
近隣の筋肉の反射抑制を起こします。
(つまり筋肉がちょっとゆるむ)
なので一時的に楽になった気がします。
このように
鳴らした瞬間は気持ち良いのですが
実はポップには大きな落とし穴が。。。
自分でならしたポップは
脊柱(背骨のこと)で
もともとゆるい部分が鳴るんです。
ゆるい部分をならすと
さらにゆるくなる。。。
これを繰り返すことで
椎間板におおきな負担となり
将来的に損傷のリスクを高めるそうです。
(ヘルニアとか椎間板症のリスク↑)
また
鳴らした直後の気持ちよさは
エンドルフィンという
モルヒネ様の内因性物質がでていて
依存心を高め、
また鳴らしたくなってしまうそうです。
一時的には気持ち良くなるけど
大きなリスクを伴っているんですね。
どうしても鳴らしてしまう人は
本来の関節の固くなっている部分や
筋肉を治療してもらったほうがよさそうですね
脊柱の勉強会の小ネタでした。
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