①血糖値の上昇を抑える
②クエン酸回路をまわす
①血糖値の上昇を抑える
「お酢を飲むと身体が柔らかくなる」は迷信ですが、ダイエット効果は期待できます。
お酢の成分「酢酸」が、血糖値の上昇を緩やかにしてしてくれるからです。
肥満ホルモンのインスリンは、血糖値が急上昇したとき、ドバッと分泌されます。
上昇がゆっくりだと、分泌もチョロチョロ。
体脂肪は増えません。
野菜を先に食べる「ベジファースト」も、血糖値の上昇を遅くするのが目的でした。
これからは、ベジと一緒にビネガーファースト。
大さじ一杯が適量です。
②クエン酸回路をまわす
「お酢を飲むと身体が柔らかくなる」
この迷信の由来は、サーカス団員が、毎日お酢を摂っていたからだそう。
疲労を取るために飲んでいたのです。
それを見た人が、「団員の身体が柔らかいのは、お酢を飲んでるから!」と勘違いしたとか。
エピソードの真偽はともかく、お酢には、疲労回復効果があります。
疲労物質を処理するクエン酸回路を、まわすからです。
また、クエン酸回路は、エネルギーを産みだす役割も。
糖質や脂質を燃やして、代謝をスムーズにしてくれるのです。
このサイクルの軸になるのが、お酢に含まれるクエン酸。
とはいえ、クエン酸回路をまわすには、酸素も必要。
酸素をとりこむ散歩と、セットにするのがおすすめです。
スプーン一杯の酢と、食後の有酸素。
ダイエット効果を最大化する組み合わせです。
(おわり)