Mr.ノーバディの あらすじ
郊外にある自宅と職場の金型工場を路線バスで往復するだけの単調な毎日を送っているハッチは、地味な見た目で目立った特徴もなく、仕事は過小評価され、家庭では妻に距離を置かれて息子から尊敬されることもない。
世間から見ればどこにでもいる、ごく普通の男だった。
そんなハッチの家にある日、強盗が押し入る。
暴力を恐れたハッチは反撃することもできず、そのことで家族からさらに失望されてしまう。
あまりの理不尽さに怒りが沸々とわいていくハッチは、路線バスで出会ったチンピラたちの挑発が引き金となり、ついに堪忍袋の緒が切れる。
Mr.ノーバディの レビュー・感想
映画男
うだつのあがらない中年男が、実は秘めていた戦闘スキルを解き放ち、死んで当然の悪党どもを退治する。なんともシンプルなプロットながら、ボブ・オデンカーク演じるキャラの説得力と、リアルとファンタジーの絶妙なバランス、そして倫理感はともかく胸のすくようなオッサン、ジイサン、オッサンのチームのはじけっぷりで終始ワクワクさせてくれる。
筋書きは単純で、構成が『ジョン・ウィック』によく似ていますね。また、初老の男が自らの出自を明かさずに平凡に暮らしている設定は『イコライザー』や『96時間』などでも繰り返し語られています。特徴的なのは、徹底した暴力の描写と、殴ったほうの拳も折れているんじゃないかというほど、見ているこっちも痛い(>_<)
オツ
ビックリするくらいたくさんの人が死ぬ映画だが、それもにぎやかで景気がいい。公序良俗を気持ちよくコケにして楽しませてくれる、バイオレンス映画の手本のような快作だ。
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