ハピネスのボランティアスタッフ、よっちぃです。
どのように脱走対策をしているのかと言うお話しが譲渡会などで聞かれると言うので、我が家のやり方を書かせて頂きますね。
最初に、我が家は3階建ての一戸建てになりますので、その上での対策とご承知おき下さい。
我が家の場合は玄関の前がすぐ道路に面していて抜け道にされているので、玄関だけでなく1階を猫が入れないようにしました。
1階にはお風呂と洗面所があって洗濯機もありますので、猫にとっては危険スポットが多かったのも理由です。
写真の左側が玄関のドアなので、もし2階から猫が走ってきたらすぐに玄関から脱走できてしまう位置なんですよね。
そこで着けたのがこの横格子のドアです。
閉めるとこんな感じで簡易のシリンダー錠もついています。
基本的にこのドアはいつも閉めていて人間が出入りする時だけ玄関ドアが閉まっているのを確認して開けて出入りします。
たまに横格子ドアの前でお出迎えをしてくれたりして可愛いですよ
あと、脱走対策とは違いますが危険防止対策として我が家が着けたのが↓
キッチンへの出入り防止ドアと窓です。
元は何もない素通しでしたけど、我が家は猫5匹と大所帯なので、キッチンで火を使っている時に入り込まれたら危ないのでキッチンは侵入禁止にしました。
我が家の場合は市販の突っ張りタイプではなく玄関横とキッチン回りだけは注文で作ってもらっています。
取り付ける場所にコンセントやコントローラーやニッチがあるので、市販品だと上手くはまらなかったのです。
こういう作りの方が珍しいらしいので、楽天などで市販品を探してみるとそれぞれのお家に合うものが見つかるかもしれません。
下に載せる窓の脱走対策はどちらも楽天で見つけた物ですから。
因みに一番若い猫たちはこんな感じでキッチンに興味津々です。
料理の下ごしらえをしてとろ火で煮込んでいる間ですが
美味しそうな匂いに惹かれて離れません。
窓の脱走対策については3種類の方法でやっています。
一番簡単なのが小窓の対策↓
100均のメッシュパネル2枚と突っ張り棒1本です。
我が家の場合は小窓の横がすぐお隣の外階段なので開けることがほとんどないからツッパリ棒は1本ですが、開けて良く換気をするならツッパリ棒は上下か左右に1本ずつで、結束バンドなどを使ってメッシュパネルを固定するといいと思います。
こんな感じで閉めていることの方が多い我が家ですが
たまに換気をする可能性がないとも限らないので
簡易でも対策だけはしています。
腰高窓の脱走対策は一番楽天でよく見る縦格子の突っ張りタイプを使いました。
窓の幅が広いのと保護主さんから子猫は蹴破ることもあると伺ったので、網戸ロックだけにせず、取り付けた物です。
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この柵の手前から出そうに見えますが
窓を開けると窓枠で猫は入れません。
この脱走防止柵は策のある側の窓を開けて使います。
柵のない側の窓は絶対に空けないようにするのがポイントですね。
この脱走防止柵のSタイプは↓にも使っています。
3階の踊り場になりますね。
我が家は周り階段なので、ここに飛び乗って落ちたら
危険なので飛び乗り防止に付けました。
掃き出し窓の脱走防止策は我が家の掃き出し窓の高さが縦格子の突っ張りタイプでははまらなくて、楽天で違うタイプを探して付けました↓
マルカン 猫網戸脱走防止フェンス Lサイズ
突っ張りタイプですがメッシュパネルを外側から固定する脱走防止柵になります。
メッシュパネルが窓枠の外に出るので縦格子タイプでは長すぎる窓にも使えました。
こちらも楽天で見つけた商品ですね。
どのサイズなら取り付けられるのかはそのお家の窓の規格によって変わると思いますので、しっかり計ってから合うものを購入するのがいいと思います。
脱走対策とは違いますが、我が家は猫の入って欲しくない部屋には入れないように、でも自由に出入りしていい部屋には自由に出入りできるようにしたいけど、冷暖房費は節約したいということで猫ドアをドアに取り付けました。
我が家は大工さんに頼みましたけど、こちらも楽天などで売っているのでDIYで取り付けも出来ますよ。
3階の寝室とリビングのドアです
3階の一番奥には本や裁縫道具など猫が触れて欲しくない物を
置いてあるので猫は進入禁止にしました。
次はキャットタワーについてですけど、我が家の場合は私が肌が弱いので麻を巻いたタイプのキャットタワーは最初から考えませんでした。
なので全て木製のキャットタワーを選んでいます。
この辺は、その人の体質なので麻を巻いた物が悪いわけではありません。
大きなホームセンターなどには見本も置いてありますので、それを見てからネットもチェックしてお家に合うものを選ぶといいと思います。
我が家の私の寝室に取り付けたのが↓
2点タイプの突っ張り式です
こちらも楽天で見つけました
3階の寝室なので地震での転倒防止と
多頭飼育なので暴れてもいいように
2点で突っ張れる物を選んだのです。
こちらも頭数やお家の環境によって
合う物は違うと思いますので
色々と検討してみて下さいね。
リビングの方は続き間が和室になっていますのでそちらにほぼ全面のラグを敷いて畳をカバーしてから、壁際一面に収納兼キャットタワーになる棚を設置しました。
有名な通販サイトで猫専用に開発された突っ張り式の商品になります。
奥行きの深いところにはアルバムなどを爪とぎ防止対策をして
季節外の猫のベットやマットやソファーカバーは
無印やニトリのケースやジップバックに入れて置いています。
掃除機をかけると猫たちは高いところにみんなで避難してしまいます
キャットタワーの全体像に横に引き戸があるのが見えると思いますが、この部屋は洗濯物の取り込みや引き出しに使う部屋でもあります。
その時には和室から猫を全員追い出して引き戸を閉めて室内で外へ出す寸前までにしてから、外干しに出します。
なのでこの部屋だけは掃き出し窓に脱走対策の策を取り付けていません。
その代わりに洗濯物を干す作業は和室のみでしっかり引き戸を閉めてやると言うのが我が家の決まりです。
洗濯物などを持つとどうしても足元を猫がすり抜けたりするので、そこは人間が注しても猫の素早さには敵わないから『入れない』が一番だと思っています。
ここまで対策しないとダメ?と思われた方もいらっしゃると思いますが、対策のやり方にはいろいろな方法があります。
私は自分が粗忽者だと分かっているのでかなり力を入れて対策をしました。
暮らし方や、やり方は他にもありますので、どうぞハピネスの代表始めスタッフに相談して下さいね。
お家に合った脱走対策を一緒に考えさせて頂きますので