妻とはセックスレスです
"しない"のではなく
"できない"と言うのが正確な答え
でも妻はそのことにごだわっていません
心の繋がり、お互いの思いやりを
大切にする女性なんです
だから公然と不倫などできません
「絶対にバレないようにして！」
と言われていますから
そうは言っても
僕の行動や普段と違った雰囲気などには
かなり敏感な女性です
「もしかしたらバレたかな…」
そんなシーンは幾度となくありました
でも「知らぬが仏」を見事に通す
できすぎた妻
だから揉めたことが一度もありません
旅行にもしょっちゅう一緒に行くし、
趣味と仕事を両立させ、将来の移住先予定の
空き家リノベも一緒に楽しみながら
毎月一度片道1,200kmの距離を往復
するのです
妻とは再婚同士なので
お互いが「大切にするべき事」を
理解しているのだと思います
そんな妻だから自分にとっては
ものすごく大切な存在です
今年のはじめ、妻が先に移住予定先に
行き、自分が後から行くというパターンが
ありました
妻が出掛けて少ししてから、本当に偶然
スマホを覗いているときに、ある広告が
目に留まりました
ワ○ワ○メールと言う出会いアプリです
"無料登録"の文字に誘われ、プロフィール
などを作成して、マジ誰かとやり取りできるのかなと考えながら、
しばらくサイト内を覗いていました
徐々に使い方もマスターし、
相手女性への希望などを入力していざ検索！
相当数の登録者にびっくりしながらも
色々な方のプロフを拝見し、一人の女性に
辿り着きました
どうせ返事などこないだろうって
ダメ元のメッセージを送り、
また別の女性を検索する自分
そんな事繰り返しているうちに
なんだか疲れてきて、そのうち寝落ち
してしまいました
どれくらい時間が経ったか
スマホの通知音に気づき画面を覗くと
深夜0時過ぎです
例の出会いアプリアイコンに
通知①の表示も発見
まさか返事がきた⁈
そう思いながら慌てて
アプリを開く自分
子供のように"わくわくドキドキ"
しながらサイト開くと✉️に表示
開けてみると
ダメ元でさっきメッセージした
女性からだったのです
それからアプリ内でメッセージのやり取りを
はじめるようになりました
他の女性を検索することは一才なく
ひたすらその女性だけでした
アプリ内で知り合ってから2日後に
僕は1,200キロ離れた妻の待つ
土地へ向かい、妻と合流
それから五日間、DIY作業に精を出し
指先が凍るほど寒い作業小屋で
頑張っていたのです
妻と合流した初めの二日間は
知り合ったアプリの女性からは
連絡がなく、このまま終わりかなみたいな
空気も漂い、自分自身あまり執着も
しなかったのでアプリを開く頻度も
かなり少なくなっていました
三日目の夕方、アプリからの通知が
あったのですが、すぐに気付かず
気づいたのはその日の夜遅くでした
隣には妻も居るし、
「今日は開かず明日にしよう！」
とそのまま就寝
翌朝、メッセージを見ると
「しばらくメッセージがないのですが
もうやり取りは辞めますか？」って
「そんなつもりはありませんが、
いま遠方に来て仕事していたので
あまりアプリを開いていなかったんです」
何故か急に意を決したように
「○○日には神奈川に帰るのですが
一度会ってみませんか？メッセージだけでは
わからない事もあるし…」と伝えると
そのまま返事が途絶えたので
"やっぱりダメか"と思い
ズルズルするのも嫌だったので
翌日「会う気が無いならもうやり取りは
辞めましょうか？」と開き直ったような
メッセージを送信
そしたら彼女からの返事は
「会ってみたいです。こんなに普通な
感じのメッセージを頂いたのは初めてで
少し戸惑っていました」
それで、神奈川に戻ってから
会う日時を決めようと言うことに
なったのです
この時の自分
できれば素敵な女性であって欲しい
妻とはできない事が出来たら嬉しい
と、なんと身勝手な妄想ともつかない
欲望剥き出しの気持ちだったのです
1月11日に帰宅し、翌日アプリを開き
彼女にメッセージ
その時は、
アプリを辞めようと思っているので
それを彼女にも伝えて、インスタの
メッセンジャーでやり取りしませんか？
と伝えたところ、あっさりと承諾して
くれたのです
それからインスタの彼女を
初めて見ると
なんとものすごく可愛い女性
と言うか綺麗な女性でびっくり
心が踊りました
妻に申し訳ないと思う気持ちも
抑えられないほどでした
1月21日
初顔合わせ
コ○ダ珈琲で1時間ほど話し
家の近くまで彼女を送りました
名前はM子さん
今月49才になるそう
とにかく美人だし、声が可愛い
普通の男なら絶対に連れて歩きたくなる
そんなタイプでした
でも、僕の本音は見た目だけじゃありません
「綺麗な薔薇には棘…」の考えを
肝に命じながら、お茶してる最中は
終始マイペースで普段の自分のまま
を貫き通した次第です
それが逆に功を奏し
彼女に気に入られることになるとは
思いもしなかったのですが
別れ際、「また会ってもらえますか？」
と聞くと、「はい会いたいです」
と彼女
二日後の昼ランチを約束して
別れたのでした
正直なその時の気持ち
①できれば長ーく付き合いたい
②抱いてみたい
③もっと彼女の事を知ってみたい
④妻を今まで以上に大切にする
⑤絶対妻には知られないようにする
⑥彼女の事も大切にする
⑦無理無謀な行動はしない
⑧身体だけの繋がりにならないようにする
そんな事を思い
自分に言い聞かせた
不倫始まりの日でした