THUNDER HORN


仕様キット

コトブキヤ製HMM ダークホーンHC

諸刃の剣製レジンキットサンダーホーン改造キット


2017年に開催された

ワンダーフェスティバル夏で販売された改造キット


当時、製作したキットですが

知識や技術的不足のため

イマイチ、キットの良さが出なかったので

今回、再製作にチャレンジしました。


製作時はキットをストレート組み

背中の3連砲をHMMのゴジュラスキャノンに変更

機体色を汚し塗装のゴールド


今回、見直すと結構ひどかったです。

さらに三連砲には手を付けず

ゴジュラスキャノンのインパクトで

見た目を派手にしていましたが

せっかくの3連砲が無駄になってしまいました。

さらに、下地処理が甘く

至る所にペーパー目や合わせ目が目立ち

無理矢理、汚し塗装で誤魔化していました。

今回は、そこの処理も気にして作業したいと思います。


改修箇所


1.頭部の変更と可動化

2.マグネーザーの改修

3.3連砲の可動化

4.2連砲の製作

5.全塗装


の5項目になります。


1.頭部の変更と可動化




レッドホーンをベースに

マッドサンダーのデータを元に

開発されたサンダーホーンですが

頭部は、ジェノザウラーの頭部をベースに改造

(※ホビージャパン掲載の記事参照)

よく見れば、少し面影を感じます。


そして、キットの頭部より

マッドサンダーのイメージを出す為

目の上のラインをストレートに変更しました。

頭部はキットから、プラ板切り出しで制作



内部に、コクピットを作る予定でしたが

寸法間違いから断念

間違いから生まれた隙間を使って

可動用の関節を入れる事に成功

M.S.Gのアームを入れ

上下に可動します。



さらに通常より、大きく口を開く事もできます。



2.マグネーザーの改修

マグネーザーは、複雑な形状の為

気泡穴や、合わせ目が多く

表面処理にかなり苦戦しました。

道半ば、何度も諦めかけましたが

今回から使用した、神ヤスが大活躍

10mm厚のスポンジが付いたヤスリ

削る力が強く、カットもしやすいので

入りにくい箇所にも手が届きました。


下処理の強い味方です。



そして!


マグネーザーの先端部が折れるハプニングが発生


これは、マグネーザーを製作か?

とまで考えさせられましたが

そこまでの技術や知識がない為

先端部のみ、再製作する事にしました。



少し大きくし、力強く見せる為に

ディテールパンチを使い歯を作りました。






3.3連砲の可動化、改修



キットの3連砲は

左右の旋回は可能ですが上下に動きません


そこで、1段目と2段目にジョイントを入れ

上下の可動が可能になりました。

旋回は3段目に移動し、上下左右に動きます。



最後に3連砲の上部に取り付ける

照準センサー製作

キットでは、3連砲の上部にダクトがつきますが

マッドサンダーっぽさを出す為

ビームキノンを参考にセンサーに変更します。

制作方法は

あまりに余った、プラサポを組み合わせて

それっぽくしました。




4.2連砲

サンダーホーンの背中前方には

コクピットが取り付けられますが

共和国軍仕様と言う事で

2連砲に変更したいと思います。

2連砲は、ジャンクパーツを組み合わせて製作

それっぽくしてみました。



5.塗装


サンダーホーンの色は

共和国軍ゾイド、マッドサンダーの配色に合わせて

塗装しました。


手持ちの塗料を調色して色を作ったので

途中、塗料不足になると

同じ色が作れないと言う、問題が発生


それっぽい色で誤魔化しました。



最後に


そんな感じで完成したサンダーホーンですが

レジンキットの下処理の難しさ

場所によっては、作り直しが必要になります。わ

その甲斐あってか

工作技術か少し上がった気がします。


表面処理には

ゴッドハンドの神ヤスリを初使用

厚さ10ミリは、力が伝わりやすく

カットもできるので

複雑な形状でも表面処理ができました。

少し割高感はありますが

使用しやすい、良いヤスリでした。




そして

ただでさえボリュームのある

ダークホーンのキットにサンダーホーンのレジンキット

完成した時の達成感が非常に高かったです。


次回は、ゾイドではないですが

次の制作を始めていきたいと思います。