おまけゲームの法廷BATTLEでは
ちょっと色々カメラワークをグリグリ動かしたいが為に
背景として裁判所の3Dデータを購入して用いてみようと思っております。
●法廷BATTLE
(C)OR/織.
激戦が繰り広げられる法廷の中はこんな感じ
(C)OR/織.
3Dデータなので色々な角度でもって建物内の表現が可能!
(C)OR/織.
しかしながら、スマホ向けゲームである為に
あんまり贅沢な3D描画が向いていない感じ
パソコンやプレステなどの高スペック機器ならば
超美麗な3Dデータもボゴーン!と表現可能だが
携帯機向けのゲームであるならば
描画の負荷自体が重荷となる機種もあれば
重荷にまではならないが、描画を頑張っちゃうのでバッテリーがガンガン減る
などの弊害が出てきちゃったりも
そこで、言葉は悪いが表示する建物データに対して
手抜き工事を実施!!
●↓未加工法廷データ
(C)OR/織.
●↓手抜き工事済み法廷データ
(C)OR/織.
パッと見はそんなに大差ないのでは、と個人的には感じます
ちなみに、未加工状態での処理の負荷の数値は「1500」ポイント前後
そして、手抜き工事後の処理の負荷の数値は
なんと「700」ポイントまで減少です
※詳細は省きますが、スマホの中にいる労働者が
超頑張って1秒間に1500個のおにぎりを握る
少しだけ頑張って1秒間に700個のおにぎりを握る
・・・みたいな感じ(前者はクタクタ汗だく、後者は小疲労 的な)
前者だと、私の所持している古いスマホだと
超もっさりにしか動作しないのですが
後者の状態であれば、まぁ気にならない程度の状態に!
どんな工事を施したかと言うと
ザックリ以下のような感じ
(C)OR/織.
赤丸の部分
天井のブロック → サイズを拡大して床個数を減らす
床 → サイズを拡大して床個数を減らす
椅子 → 横幅サイズを拡大して2椅子を1椅子に
柵 → 横幅サイズを拡大して3柵を1柵で表現
小物 → 小さく目立たない小物は除去
こんな感じの方向性の工事を全体に施しました。
天井とか床のサイズ拡大って?
については↓
(C)OR/織.
ちょっと見ずらいですが、床を1枚浮かせてみました
赤矢印の先にあるのが1枚の床ブロックです。
これが建物の足元にビッシリ敷き詰められております。
(C)OR/織.
見ずらいな、なんで赤い色で注釈を入れたのだろうか
この床1枚を通常の3倍くらいのサイズに拡大して敷き詰めました
つまり、未加工の建物データだと9枚敷き詰めなければならないスペースが
1枚の床で済んじゃうわけです。
なんでこれが処理の負荷軽減になるかというと
3Dの物体、例えば四角形のブロックを一個描画しようとすると・・・
↓コレ
四角形1面あたりに三角形2枚
1方向からしか四角形を見ない場合
角度によっては三角形6枚をペトペト並べて物質を構成しなきゃいけない
9枚の床ブロックを上方向のみから見た場合
1枚の床=三角形2枚 なので 18枚の三角形を
スマホの中の労働者の方がペタリペタリと貼っていかねばなりませんが
3倍サイズの床ブロックだと 2枚の三角形をポイッと配置するだけでカバーできちゃう
・・・みたいな感じです、確か。
最近は全然違う新しい概念だったりするのかな?まぁいいや。
他にも色々、ゲーム中のカメラワークの仕様などにおいて
ここに配置してあるこの多角形のオブジェクトは
3Dデータじゃなくてもカメラワークの都合上目立たない、バレない
ヨシ!予め影を描きこんだ2Dの1枚の画像をおいてごまかす!!
とかそういう手段もあったり
手抜き工事、とか、ごまかす という言葉のチョイスは悪いですが
遠くにあって、一瞬しか画面に出てこなくて、そもそも触れる事すらできない
なんてモノに対してその処置を施す事で
スマホの中の方の負担がガッツリ減少! という結果に。
というわけで、調整中なので画像はまた今度ですが
おまけゲームの法廷BATTLEも概ね出来上がってきたので
そろそろ本編のゲーム部分にガツッと力を入れていきたい。