中高一貫の難関私立高校に高校から入る子は、中学受験をして入る子より人数が少ないです。

さらに、中学受験の時と比べて、同じ学校なのに偏差値が10近く違うので、凄くハードルが高いように思われるかもしれませんが、ハードルの高さは中学受験と変わりません。

 

まず、人数ですが、ほとんどの優秀な子達は中学受験で希望の私立中高一貫の難関中学にいっているので、高校から中高一貫の難関高校を受ける子の数自体が少ないのです。


次に、偏差値ですが、小学校の間は、受験をする子供達だけの中での偏差値ですが、中学生は、全ての中学生を対象に偏差値を出すので、テストの平均点が下がって、偏差値が高くなってしまうのです。

 

ですから、中学受験で残念だった子が、高校受験でリベンジできるチャンスは十分にあります。感覚としては、天才児はすでに中学受験でいなくなっているので、努力でどうにかなるのは高校受験の方かもしれません。

 

地方は、学校の受験日がほぼバラバラなので、かなり多くの学校を受けようと思えば受けられます。


この地域から受けられる学校のレベル分けをざっくりとわけるならば、


日本最高峰

灘高校


超難関

久留米附設、西大和、ラ・サール、愛光など


難関

青雲、早稲田佐賀、弘学館など


といった感じになると思います。



最近は、久留米附設高校の難易度が上がっていて、某進学塾の合格者数もかなり少なくなっています。

それでも、附設を落ちて灘に受かるということは聞いたことがありませんが。