学歴厨という言葉を聞きます。


大抵は、学歴にこだわりすぎている人々を揶揄するために使われます。


確かに、子供の成長には、勉強だけでなく、運動や遊びも大切です。


しかし、運動や遊びを理由に勉強しないということは間違ってます。


勉強にどれだけ比重を置くかは各家庭で違うでしょうが、勉強を0にすることは、子供の将来のため、更にその子供(孫、子孫)のために大きなマイナスになります。



学校の勉強をしても、社会に出て役に立たないという声も聞きます。


確かに、微分積分、日本や世界の歴史、漢文や古典を専門に使う仕事は少ないでしょう。


しかし、総合的な知識があるからこそ、社会に出た時に、情報弱者にならないのではないでしょうか。


ベースとなる知識がないと、ニュースや新聞などの報道の理解が深まりません。


また、仕事で資格を取りたい時や、違う仕事をする時に学び直しをする時など、勉強の仕方自体を知らないと大変なちょっとした勉強に大きな苦痛を感じるでしょう。に


子供に勉強を教えてあげることもできなくなります。



学歴は関係ないという声も聞きますが、人はなんらかのバイアスをかけて人を見ます。


ちょっと変わってる人、癖がある人でも、有名な学校を卒業していたら、受け入れられることが多いですが、そうでないと、変な人で終わります。


同じことをしても、学歴にやって、相手の受け入れ方が変わります。


特に、中学や高校の時にどこの学校に行っているかで人の評価はだいぶ変わります。


子供本人が一番感じると思います。


最終的には大学がどこかになるのでしょうが、中高の6年間も子供にとっては非常に長いので、学歴の影響は少なくないはずです。


良い学校に行けば、それだけ優秀な子が多いので、学校での学びも多くなります。


学歴は環境を得るという意味でも大切です。



ある方が勉強はコスパ最高の遊びだと言ってますが、その通りだと思います。

塾に行けばお金はかかりますが。


スポーツやゲームを一生懸命にやってもそれを仕事にできる人は一握りです。


しかし、勉強が仕事に活かせないということはほとんどないでしょう。


中学受験をさせる親に学歴厨と揶揄してくる人がいるかもしれませんが、何も知らないで言っていい人だと思って、無視しましょう。


勉強して後悔することはありませんから!