昨夜は、

けっこう激しめな雨の音で、

あまり、眠れなかった。



というより、

今月は、ね、

ちょっと面倒な用事がたくさんあるので…



そのことを、思い巡らせていたら、

眠れなくなった。








大切なことなのに、

母に言うことをためらってしまう。




なぜかというと…



絶対に、最後まで聞かず、

絶対に、否定から始まるから。





だから、

家のメンテナンスも、

その他のちょっと面倒なことも、

一切、言いたくない。




だけど、言わない訳にはいかない。




そう思うと、途端に気が重くなってくる。









母は、

どうして、

私のする事を、

受け入れてくれないのだろう。



いつまでも、子どもと思うのは、

分からなくない。



でも、もう私、56だよ。








良かれと思って、諭すことが…

良かれと思って、語ることが…



どれだけ、

私の心を踏みにじっているか。




それを、母は知らない。





そして、

それは、

ずっと、ずーっとだから、

私はもう、母に打ち明ける事を、

長年ずっと諦めている。



どうせ、、、

本音を言ったところで、

悩みは解説しないばかりか…



結局、

母の意見を聞く羽目になって、

その意見を押し付けられる。





えっ、私のことだよね。

私は、自分のことを、

思うように決めてはいけないのね。




そんな思いが、ぐるぐるする。




必ず、何か話すと、

イチャモンをつけるか、

違う意見を言ってくる母。




母に打ち明けたい。

悩みも吐きたい。



でも…

自分を失くす為に打ち明ける訳じゃない。 







きっと、私は…



肯定してもらいたいんだ。



一言でいいから…




「そうだね」って、

肯定してほしいんだ。




それだけなのに。




それだけ、なのに。




母は、一生言わないんだろうな。

私の気持ちなんて、分かる訳ない。







たまに、少し繊細な気持ちを

告白すれば…

「あんたは神経質だから…」と一蹴される。



神経質に育てたの、そちらでしょ。



そう、言ってしまいたい。



そう言ってしまえたら、どんだけ楽か。



でも、言っても、きっと、

また違う言葉で私を刺してくるから、

私は言わない。






顔で笑って。



心で泣いて。






明日は明日の風が吹く。



また、明日はいい日になるよ。



そう信じていくよ。