昨日、訃報が飛び込んできた。


私の敬愛する、ベニシアさんが亡くなった。

ベニシア・スタンリー・スミス。


Eテレで、放送していた、

「猫のしっぽ カエルの手」は、長寿番組だった。




少し前から、体調を崩されて…

目も悪くなられて、

最近のお姿を拝見する機会が減って…


夫で写真家、梶山さんが、

身の回りの世話をなさっていたようだった。




京都大原の大自然の中に、

古民家を改造して住み…


四季折々の花やハーブに包まれて、

スケッチをしたり、

花を育てたり、

本を出版したり、

講演会などもされていた方。



イギリスの上級階級に生まれたが、

それを疑問に思い、

飛び出したのが日本。


英語講師もされていた、ベニシアさん。



ベニシアさんの語る英語は…

分かりやすく、

とても聞きやすいイギリス英語だった。


心地の良い、テンポで語られるポエム。


それに、何度救われたことか…。




人が死ぬのは仕方ない。


分かっているけど、

切なくて、

悲しくて、

辛くなる。



私は、長生きには興味がないし、

いつ亡くなってもいいか、と思う方で。


前はそんな風に思わなかったけど、

コロナ禍、考えが変わって…

自分が、自分で無いような、

複雑な気持ちに駆られた。



なので、

生きている間はできるだけ、

タイトで過ごしたいし、

少し捨てっぱちみたいなところが

あるのが否めない。



生活を楽しむ。


これは、本当に難しい。


幸せはどうする?


毎日を大切に生きているかどうか。

そう思うと、少し辛くなるなぁ。




あっという間に、1ヶ月が経ち、

そして、今週はもう…

一年の半分が終わり、折り返し地点だ。



今週は、

伯母の診察付き添いと、

母デビ子さんの診察付き添いが…


続いてる、2日連続で!!!



嫌だと思うと、

さらにしんどくなるから、

何かテンションあげれるもの、

持っていこう!


何にしようかな?


それとも、実家の大掃除でもするかな。

掃除して、邪気を減らすかだな。




そんなことを考えつつ、

ベニシアさんのご冥福を祈る。



優しく、

語りかけてくれた、

たくさんの言葉の数々。



いつまでも、いつまでも、永遠あれ。

そして、私の中に生き続ける。