月曜に、老人ホームと面談した母。  


ようやく昨日、老人ホームから連絡があった。

「入居していただいて大丈夫ですので。」


月曜で、木曜。

けっこうOKが出るまで時間が経過した為に…


母は不安だったようで、また恒例のでんでんタイム。


「アンタ、もしかしたら入られへんのやろか?

私が、ご飯は皆と一緒に食べるのか、聞いたからやろか…」と一言。


昨日も、散々、長々、ぐちぐち、ずっと永遠に、自分の思いを吐露する母。


もちろん、

気の毒だし、

可哀想だと思うし、

痛いところも何とかならないかと気も揉むのだが、

私の心と体は受け入れ難く、

1日に何回も電話があると、その会話で気が滅入ってくる。



受話器から、負のオーラが溢れ出てくるのだ。



そのオーラが、私の気持ちと体までも蝕んでいく気がする。



おまけに、昨晩は寒気もしたので、葛根湯は飲んだのだが、なんかスッキリしない。



とりあえず決まって…

ホッとしたのも束の間、これからのことを考えると、ドォーンと頭の上に積乱雲でも乗っかった気分だ。



これから、引越しの算段をしなければならない。



机、冷蔵庫、収納引き出し、椅子、スティッククリーナー、電気毛布など、その他もろもろ。 


母は、趣味でピアノを弾いていたから、キーボードも持ち込む。



これを揃えて、何回に分けて行くか。


はたまた、送れるものは送ってしまおう。 



それより、母と入居日を相談しなければならない。


契約書に盛り込まないといけないからだ。


あぁ。


もう、これ以上母と喋りたくない。


また、あーだこーだと駄々をこねられるだろう。



全く、こっちの身にもなって欲しい。



とりあえず、契約日は次の日曜になった。



滞りないよう、済みますように…