そろそろ喪中ハガキの時期となった。


初めて見たのは、実家で。

それも、母宛に。


母宛といっても、もともと父の生徒さんからのものだが、母は面識はない。


父は高校教師だったのだが、一昨年他界。


私は、喪中ハガキ&寒中見舞いを作成した。

住所もパソコンに全部打ち込んだから、けっこうな手間だった。

250枚くらいは出した。


例年母の年賀状も作るので、もちろん母の喪中ハガキも。


そして、自分の喪中ハガキも。


合わせて、400枚くらいは、作ったと思う。




さて、話は戻すと…。


故人はともかく、

亡くなった家族に対してのお気遣いは、

どうなのだろうと思うことがある。


もちろん、亡くなった時には、時に涙し、時に支えられ、励まされて、心強く思う。


しかし…

「いかがお過ごしでしょうか?」とか、

「お元気でいらっしゃいますでしょうか?」とかの類をハガキなどで頂くと、

そのお気遣いにも感謝したい反面、

病気や老人ホームなどに入ってしまう場合もあるから…

なかなか、繋げておくのも難しい気がする。



今年は、母の現状を簡単に書いて…


これからの賀状やら季節の挨拶は、ご遠慮願うようにと添えようと思う。


その文面も、何回も何回も手直しするんだろうな。


手書きがいいかな、やっぱり一度筆まめのソフトに残しておこうか。

やっておくと、後が楽だし。


そんな苦労も知らずに、

母は「アンタ適当に返事書いといて」って、あしらうんだろうな。


 

また、なんだかなぁ…と思ってしまう、午後なのだった。