金運を上げたいおてもやんです。
金運アップのおまじないや風水をしたり
パワスポ・神社仏閣などへ行っています。
ブロガーさんのところで見かけた
日銀(にちぎん)こと日本銀行(にっぽんぎんこう)本店
が気になったので見学に行ってきました!
日本は大陸の端っこにある小さい島国。
なのに世界GDPランキング3位。
今月広島で行われるG7サミットのメンバー。
先進7カ国、アジアでは日本だけ。
「最も裕福な自由民主主義国」。
そんな日本の、お金が集まる場所に行けば
金運上がりそうじゃないですか?
少なくともここで働く人達は
お金に困ってませんしね。
日本橋にあります。
この構図ニュースでよく見ます。
奥の窓が沢山ある建物が新館。
上から見ると「円」に見えます。
意図的ではないそうです。
日本銀行には預金できないし
関係ないと思ってました。
実は銀行間の振り込みに重要な役割が。
【親のA銀行から子のB銀行に振り込む場合】
親
↓
送金依頼
↓
A銀行
預金口座から引き落とし
↓
コンピューターで集中処理
↓
(日本銀行のA銀行口座引き落とし)
↓
(日本銀行のB銀行口座入金)
↓
B銀行
預金口座に入金
↓
受け取り
↓
子
各金融機関が日本銀行に当座預金があるのは
なんとなく知ってましたが
預金を通してお金のやり取りをしてたんですね
このサービスを日本銀行がしているので
効率的で安全な決済ができるんだそう。
あと我々が払ってる税金。
これも一旦この日本銀行に集められるそうです。
なにい!
中庭です。
昔はここから馬車で現金を搬入してました。
馬の水飲み場も残ってます。
エレベータ(水圧式)で地下の金庫に運ばれてました。
どでか入り口。数人かがりで開けたそうです。
金庫~!
日本経済を回す大量の現金が
出入りしていたところ。
これで1,000億と言われても
よくわかりません
インゴッドのラージバー
1本12.5kg、長さは25cm。
8,000万円くらい?
営業していた時代の入り口。
窓口です。
天井高い!
こんな感じで働いてたんですね。
金運パワーを感じますか?
私はわかりません
見学は約1時間。
他にも色々見られて興味深かったです。
実は金庫よりも印象に残ったのは、
歴代日銀総裁のどでか肖像画が並んだフロア。
(現在の総裁は小さい写真)
ずらっと十枚以上あり圧巻!
一枚だけ、違和感のある肖像画が…
それは、
「悲劇の日銀総裁」と言われる
第16代総裁 渋沢敬三
来年の新札になる渋沢栄一の孫。
両親が離婚して17歳で家を継ぐなど
波瀾万丈な人生を歩みました。
他の総裁の肖像画は全て室内。
渋沢敬三だけ、外の風景。
それが…
一面焼け野原
場所は日銀のバルコニー。
つまり背景は日本橋の景色。何も残っていない....
渋沢敬三は戦時中の総裁だったんで
それはもう大変だったそうです。
↑こちらで見られます
肖像画の表情は心なしか笑顔。
「日本を立て直す!」という
意欲を感じるような。
戦後は大蔵大臣になったのに
「財産税」を導入したからと率先して豪邸を物納、
社長を務めた同族の会社を解散。
元運転手用の小屋(四畳半)に移住。
テニスコートを解体し畑を耕し野菜を植えて生活したそう。
周囲はそこまでしなくてもと言ったそうですが
本人は
「ニコニコ笑って
没落していけばいい」
と答えたとか。
色々あったんでしょう...
「略してニコ没!」とも言っており
一人でいる時はしきりに
トランプ占いしてたそうです。
なんだか経済人と思えない人物!?
晩年はその小屋に住みながら多様な学界を支援。
戦後の学問発達に繋がりました。
余談ですが見学時限定で開いている
ミニお土産ショップがあります。
ここで買ったらクレジット明細が
「日本銀行本館売店」!
なんか嬉しい。
旧館の向いにある貨幣博物館でも
同じお土産ありますよ。
入場無料・予約不要。
日本銀行は全国に32の支店があり
だいたいの支店は見学できるようです。
興味ある方はお近くの日本銀行へ。
渋沢敬三のように苦難があっても
「ニコ没!」と笑っていられる人間になりたい。