非常に稚拙な表現ですが、上海を一言であらわす言葉は「キラキラ」そのものでした。
想像以上に大都会であり、想像以上に何でもあって、何にでもチャレンジ出来る都市でした。
もちろん上海も広いので場所にもよりますが、住んでいた場所も思いの外安全で。
というか日本の夜道が静か過ぎるくらいだと思います。
あちらでは深夜まで屋台が出ていたり、老若男女様々な人が夜の街を楽しんでいました。
夏祭りが常時行われている感じで、本当に賑やかで。
微信(WeChat)やフリーペーパーから、友達や仲間を作ろうと思えばすぐ出来て。
県人会やサークル等も充実しており、日本にいる時よりも日本人の輪も広がりやすく。
海外在住日本人という最大の共通点があるので、初対面でもいろいろな面で共感しやすかったり。
物価がとにかく高いのと、交通ルールがカオスだったのがアレでしたが…。
数年程で帰国しましたが、本当に人生の中でも濃密な時間でした…。
今はちょっと、いろいろと残念な話も聞きますが…。
コロナ禍のロックダウン(あちらではあくまでもロックダウンという表現は避けたかったらしいと聞きましたが)で心を折られ、何人もの人が本帰国をしたと風の噂で知りました。
ロックダウンを乗り越えて現地に在住している人、きっと恐らく半永久的に在住するんだろうなと思われるような人でも、最近では本帰国を希望しているとの話題が聞かれ。
無理もないかもなと思える部分が、正直少なくありません。
だけどやっぱり、祭りの後のような寂しさを感じますね。
あの頃のような、キラキラしていた上海にいつかまた会いに行きたい。
海外生活を経験すると、日本の良さをこれでもかというくらいに思い知らされたりもしますが…。
日本ではなかなか出来ない冒険が出来たり、より積極的な自分になれるのも、海外生活の良さであります。
中には積極的になりすぎて、修羅場みたくなってしまってた駐在員とかもおりましたけどね