私は司法書士試験に合格した後の補助者経験は、半年程しかありません。
もちろん半年といっても、不動産登記、商業登記、債務整理に成年後見と、幅広い業務をやっている老舗の司法書士事務所にも在籍できましたので、一通りの経験は積めました。
短い期間でもいかに様々な経験が積めるか、が大事だと思います。
ただ本当に、その道何年みたいなベテラン補助者経験者に比べれば全然で、ほぼ即独のようなものだと思います。
人脈についても法学部出身者でもなく、ほぼ独学での合格だったので大手資格予備校出身者と違って合格直後の知り合いは皆無でした。
経験も人脈も非常に乏しいにも関わらず、「一緒に司法書士法人立ち上げない?」とか、「今度司法書士法人を新規で立ち上げるから、そこの代表司法書士やってみない?もちろん代表といっても、嫌ならホームページに顔出しはしなくていいから!」等。
何故かこれまで、そういったお誘いが非常〜に多かったですね。
とても魅力的なお話だと思いました。
なんてったって、初期メンバーになれるのですから。
やはり役員ということになるので、提示される金額も全然違います。
だけど私が非常にびびりで疑り深い性格なのもあり…。
全て断ってしまいました
だっていざという時は、無限連帯責任を負うことになってしまうので…。
その確率は非常に低いとは、さんざ聞かされてはいましたけどね。
リスクを最大限に恐れてなかなか大胆な行動に移せない。
どちらかというと、最低限の生活が出来ればそれでいいから、細々と仕事していきたい。
私のような性格ですと、独立開業向けではないとも言えるのかもしれません