前回書いた前職のコト。
正確には、中国人研修生達が来日した当時は、自分の他にもう一人、中国語が話せる人(ていうか日本語ペラッペラの中国人正社員)がいました。
さすがに10名のお世話やサポートとなると大変なので、その中国人正社員と私で協力しながら、日々の業務を進めていました。
私が司法書士登録手続きを進めていたのは、研修生達も会社での業務に少しずつ慣れてきた頃でした。
仮に私が辞めても中国人正社員がいるから大丈夫だろう、そう考えていたから、そんなに心配していませんでした。
だけど…本当にびっくりしてしまったんですが、そんなタイミングで中国人正社員が別の事業所へ異動することになってしまい
だから責任者は焦ったのだと思います、私まで辞められたら困ると。
だから週1出勤でもいいから辞めてくれるなと。
なんというか運命的すぎるのか、わざとなのかは不明ですが、今でも不思議に思っています。
何故よりによって、唯一の中国人正社員を、一番必要なタイミングで異動にしたのだろうかと。
なので結局司法書士をしながら、結構長く会社には在籍することになりましたね。
なんだかんだ週2位は来ていたかも。
もちろん責任者には私が司法書士登録することも、いざとなったら司法書士業務を優先することも、全て了承していただいた上で、です。
だけど当時は研修生達にも非常に申し訳ない思いをさせてしまいましたね。
いろいろ重なって仕方なかったとはいえ、やはり私がシフト入っていない日は諸々不便だったと。
彼女達からしてみれば、自分達は放置されていると思ってしまっても不思議ではありません。
当たり前ですよね。
異国からやってきた研修生達のお世話を、非正規雇用のイチ契約社員の私に任せきりにするという、今思えばかなりメチャクチャなことをやっていたと思う。
しかもその後、中国語ができる正社員スタッフの補充もなく。
更にコロナ禍の影響で航空券もなかなかとれず、結局一年間の研修予定が大幅にのびてしまいました。
私としてはなかなかできない貴重な経験を積めたので、あの時すぐに辞めなくて良かったと思っていますし、単純に、気運に従っただけとも言えますけどね。