昔友達に、すえのぶけいこさんの『ライフ』という漫画をオススメされて、面白くてはまりました。
ドラマ化もされてたのですが、イジメと自傷行為がテーマで。
主人公のアユムの「血を見ると少しだけ安心した」
「痛みですべて忘れられる気がした」という台詞が印象的でした。
世の中には自分を(あるいは他人を)傷つけたくなくとも、傷つけずにはいられない精神状態の人もいる。
健常な人から見ればいささか理解不能かもしれませんけどね。
そして他人を傷つけるってのも、究極自分を傷つけるに他ならないから。
だからこそ、やってしまった…!って激しく後悔することになるんですよね。
でもハッとするのはあくまでも行為後で。
後で少し冷静になってから、一気に自己嫌悪に陥るんです。
世の中様々な依存症がある。
ギャンブル依存とかアルコール依存の方が多かったですかね、関わったお客様の中でも。
抜け出したくても抜け出せない。
それが薬物となると犯罪になってしまいますが。
一時的な療法ではとてもとても治らないような。
徹底的な向き合いが必要。
今、そういう類の悩みを抱えている方のなんと多いこと。
物質的には確実に昔より豊かな時代なはずなのに。
ある意味精神的な心の病って、何よりも辛いんじゃないかって思います。
前に自殺撲滅運動みたいな、プロボノ活動していた同期もいたような。
職業の垣根をこえて、社会全体で取り組むべき問題だと強く思う。