私は現在フルリモートで仕事をしています。
債務整理の面談は全国から基本的に電話相談かビデオ通話相談でできますので可能となっています。
最近は余程の特殊な事情が発生しない限り、出社することもまずありません。
通勤電車に乗る必要もなく、便利なことこの上ないですが、一つだけ言われるのが孤独なんじゃないかってこと。
私の場合はとても幸運なことに、直属の女性上席の方がとても気さくで何でも気軽にいろいろ相談できています。
もしこの方がいらっしゃらなかったら、今頃まだ続けていただろうかと思うことも正直あります。
ですので今のところは在宅でも問題なく業務を進めることができています…。
つい最近、ある方が退職されてしまうかもしれないと聞かされました。
その方は私よりも入社時期は遅いのですが、失礼ながらちょっぴり不器用なところが、どことなく自分とよく似ていました。
だけど真面目すぎるくらいに真面目で純粋そうなお人柄で面白い方でもあり、人間的にはとても素敵な方と思ってました。
その方はリモートではなく毎日事務所に出社していましたので、きっと何か悩みがあってもすぐに周りに相談できているに違いない。
そんな風に思い込んでいたと思います…。
確かに最近、いろいろと業務面で指摘されることが多くなっているなと感じておりました。
でもそれも乗り越えていかれるんだろうなと思ってました。
つい先日体調不良でお休みという情報を知った時に、嫌な予感が的中してしまいました。
この方に限らず、これまで急な体調不良から何日か欠勤が続き、そのまま退職となるケースを複数回見てきたからです。
そのような状況でしたので、退職されるかもと聞いた時は、案の定…と思ってしまいました。
夜分でしたが、すぐにその方にチャットをしました。
自分もいろいろと悩んでいたのだということ。
実はあなたの環境が羨ましいと思ったこともあったこと。
どんな些細なことでもいい、聞いてくれたらいいのだという趣旨のこと。
ただ…まだ返信はありません。恐らく返信する気力が今はないのだと思います…。
リモートではないから大丈夫だと、どうして思い込んでいたのだろう。
なんでもっと早く、声をかけてあげられなかったのか。
なんで業務上の依頼があった時に、他のことを後回しにしてでも対応してあげられなかったのか。
自分に対して腹立たしい気持ちでいっぱいになりました。
同時に「アレ?普段と何か違うな」と少しでも感じたら、お節介だと思っても声をかけていくこと。
その必要性に気付いたような気がします…。
もちろん最終的にどうされるのかはご本人が決めることだと思います。
持論ですが、健康維持よりも大切な仕事なんてありませんから。
今はまず、ゆっくり休んで欲しいなと思っています。