二件目のブログが、六年ぶりとは、ね。

備忘録程度の映画の感想。
シン・仮面ライダー。

鑑賞後、一晩明けて最も残ってるセリフが「いわゆるコミュ症」ってくだり。

テレビの中のヒーローが、完璧超人で無くなったのはいつからだろうか。

初代の本郷猛は、頭脳明晰(IQ600)、スポーツ万能、その他も設定てんこ盛り。

時代劇から始まるヒーロー達は、僕らには想像出来ない様な凄い人達で、困難な命題を次々と解決していく。
しかしその中にも、茶目っ気だったり悲しい過去が有り、少しの人間らしさを感じたもの。

しかし、2023年の本郷猛は違う。
「優しい人」って便利な言葉で括られたするが、凄く感情表現に乏しい。
結果は兎も角、痛快な解決なんてして居ない。
ただ、おそらく意図的な演出なのだろうが、本郷が映ってるあいだ、画面が細かに揺れているのを感じた。
言葉や表現では無い感情表現だったのかな、と。

対して、二号の一文字は、飄々としている。深い悲しみや絶望の後も、それは変わらない。これもヒーロー像である。

改めて、二人のライダーが並んでいる姿、露骨なまでの身長差。

そこに感じる美学。